ウルトラマンギンガ 最終回「きみの未来」

 2013-12-20
ギンガ=広大な広がりを意味する名前と、ゼロ=無からの始まりを意味する名前。惑星も、次元も飛び越え宇宙規模で戦うウルトラマンゼロに対して最後まで降星町という限定された場所で戦い続けたギンガ。
前任ウルトラマン(限りなく現役っぽいけどw)であるゼロと、性格やキャラクターに至るまで何かと正反対のキャラクターとして生まれたギンガというか。
ぶっちゃけゼロの活躍の場は宇宙なのは、予算を抑えるセット撮影中心にするためでもあるんだけれど、今テレビシリーズで、地に足の着いた舞台でウルトラを製作するにあたっての限界を露呈してしまったのがその後に続くギンガだったというのもなんとも皮肉。

予算が限られた中での、廃校となった小学校という限定された舞台。だけど学校という箱に宿るのはそこに通っていた多くの子供たちの思い出。
ギンガに倒されたことで憑物が落ち、新たに自分たちの子供時代の夢を追いかけ始めたかつてダークライブしていた卒業生たち。
しかし彼らから吸収した闇の力にて復活を果たす絶望のメタファー・ダークルギエル。
タロウすら絶望しかける破滅の時と、だけど、そのタロウに、そしてヒカルに希望を与える…卒業生たちが歌う母校たる小学校の校歌。

舞台が小学校だったことに意味を与える、かつての卒業生たちが夢見た未来と希望を受け、復活を果たすタロウ。
そこからタロウ主題歌がバックら流れるというのも含めて、ホント、映画ウルトラマン物語にメビウスでの登場と、タロウって数年置きに要所でファンを沸かせてくれるウルトラマンだわなあ。

本来脇役であるはずのタロウのほうがむしろメインキャラとして目立つというか、視聴者に対してまでも感情移入を拒絶していたかのギンガ、その正体は未来から来たウルトラマン。
今回、実はギンガ再起よりもタロウ復活のほうが自分的に盛り上がったというのもあって…かえすがえすも、ミステリアスさを強調したあまりとっつきにくさが前面に出ていたウルトラマンになっていたのは惜しいなあ。
ダークルギエルとの月面最終決戦、最後の最後で画的にも盛り上がり的にも頑張っていたというのもあって、全11話を振り返っての「物語の弱さ」がどうしても惜しく感じるんですよ。
あと、基本他のウルトラマンの登場回でも、基本共闘はあくまでジャンナインとだけだったというのも割と謎演出。ええジャンナインのキャラクターを認知させるための番組でもあったと思えば致し方ないとも思いますが。

視聴者の期待と、台所事情の板ばさみに苦しみ続けたウルトラマン。ギンガに対して最後までそういう感想が拭えなかったのは残念だなあ。

闇の消滅とともに、スパークドールから解放され降星町から再び宇宙へと還っていくウルトラマンたちや多くの怪獣。
そして、最後に、ヒカルとの再会を約束し、もっと冒険を続けてほしいという願いを託すギンガ。
冒険が培い、目の当たりにするものは、未知に飛び込める自分自身の可能性と新たな未来なのだ。少年の手の中にあり、少年の冒険とともにその成長を見守る。それこそが「未来」を象徴するウルトラマン――ウルトラマンギンガ。
ギンガに担わされたテーマが最後に明かされたことで、その終了を惜しむとともに、また新たなギンガの物語がいつか生み出されることを願ってやみません。
「継続は力」にて生み出されたであろうギンガの物語自体が、円谷の未来を繋ぎとめてくれる希望とともに。

そして来年春の劇場版、おらが地元に縁深い怪獣としてモチロン復活バンザイ! 今度こそ、地元のTジョイでも上映かかってくれんかなあ…。

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