仮面ライダーウィザード 第45話「笑顔は胸に」

 2013-08-10
コヨミの危機を前に追い詰められ、「希望を守る、魔法使い」としての自身の道義に反して先生の希望をあえて破壊させようとしてしまう晴人。
こういう窮追を終盤に持ってきたのは1年間のシリーズとしていいバランスというか、その後の、必死に晴人の道義を守ろうとする瞬平の奮闘と、道を踏み外しかけた晴人への非難が光っていたなあ。瞬平の、頼れるキャラへの成長度は啓太郎を越えたわ。劇場版で変身するという共通項もあるしなw

ゲートである晴人の恩師の先生の、希望のメタファーとしての玩具を所持してるのが玩具マニアのダメ親父として、趣味のために家族である息子を顧みないあたり、むしろこの親子のどっちかがゲートでも話1本作れた気がする。
実は先生の希望の在処は、息子の形見という玩具よりも、自分の息子のような教え子だったというのはいい落としどころだよなあ。
自ら、息子の思い出でもある玩具を壊すことによって、道を踏み外しかけた晴人の目を覚まし、千切れかけたひと組の親子の絆も繋ぎとめる先生。
かつて、両親を失ったばかりの自分を救ってくれたのと同様に、今また道を踏み外しかけた自分を救ってくれたという先生がこれまでのゲートの枠に収まらない存在感。
今回は「ゲートの希望が、晴人を救った話」という変則回でもあるんだけれど、亡き両親の思いばかりでなく、この先生の存在があったからこそ、晴人が魔法使いとして戦っているルーツになってて感心。

つかね、こういう心根の強い人間がゲートになるというのが意外でもあった…これまで晴人に救われてきたゲートの大半が、トラウマと社会に対するジレンマ――怪人が付け入る隙を多大に抱いてきた連中ばかりだったからなあ。

こうなると、ドラマの流れを中断するような怪人とのラストバトルがただただ蛇足に思えて仕方ないというか…先生の勇気ある決断が怪人をもたじろかせ、その先生の目前で、見事に怪人を撃破するウィザードって流れがむしろ自然だったというか。
今回、なんとなく脚本上のクライマックスを描いた時点で、エピソードが尻すぼみになったという印象が働くのだけが残念。劇中の登場人物ばかりでなく、視聴者の胸にも希望を残すという大事を成し遂げた先生が本当にいいキャラだったです。

事件は解決しても、なお癒えることのないコヨミの苦痛と、そして今回もまたミサと戦いまた決着がつかなかったことで自身の非力さに葛藤する真由。
そして、ただひとり、白い魔法使いとワイズマン、賢者の石に関する真相に辿りつき、嘲笑を残してファントムと決別するソラ。
いよいよ終盤に向けて、今度こそ話が動き出すはずというか…最後のゲート?にして、4人目の魔法使い候補?って轟鬼さんか!? この人も歴代ライダーのひとりとして、後のシリーズに出て来てくれるのがなんか嬉しい人だよなあ。
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