バクマン。 第1話「夢と現実」
2010-10-02
絵担当・最高と原作担当・秋人が気になってた女の子にコクる話。なろう なろう 大きなひのきに明日はなろう。
目指すは平成の「まんが道」か一歩突き抜けて「サルでもかけるまんが教室」か? いえ「まんが道」より「ハムサラダくん」世代として、夢に向かって突き進むべく出会ったマブダチ二人の物語ってプロットだけでもワクワクしてしまうんですけどね。
のっけからの劇中アニメのOPがあまりにいいガモウひろしっぷり(影山ヒロノブなにしてはるんですか!?)。第1話にして、主人公の夢の究極の目標としてとてつもない約束を交わすヒロインのブッ飛び具合がどうしたもんだか。「OKだけど夢がかなうまではメル友ぐらいのお付き合いでいましょ」って返事は、そりゃ暗にはぐらかされてるぞ絶対(笑)。しかし本編中に「デスノート」だの「ワンピース」だの「ドラゴンボール」って、思いっきり台詞で言っちゃっててええの(スゲェ)?
尊敬していた漫画家の叔父の死と、故人にまつわる現実を目に「叔父のような漫画家」という夢を捨てていた主人公が、コンビとなるマブダチとの出会いとヒロインとの約束を機に夢に向かってスタートを切る。受験生という主人公の鬱屈した現実が、目標となる夢を得た途端、比喩でもなく画面が生き生きとしだしたのが凄く胸に響いた。
これは…むしろおっさん世代の胸中に訴えてくるアニメじゃねえのかってぐらい。
「メジャー」の後番組というほぼ惰性で見始めたのが、これは秋の新番で予想外のダークホースというインパクトを貰った第1話でした。しかしこの後の展開の方向性は…ギャグ調メインになるのか青春モノとしてやっていくのか、原作未読の視聴者としてはなんとも未知。希望としては、それこそ「ハムサラダくん」のように熱い熱い物語になっていってほしいもんですが。
ええ、第1話に惚れこんだ視聴者として、アニメ終わるまでは原作に手を出しません。素直に次回が楽しみなアニメであります。
スポンサーサイト