機動戦士ガンダムAGE 第37話「ヴェイガンの世界」

 2012-06-30
イゼルカントの美女の嫁さん役が園崎未恵さんで、10年来のこみパファンとして激しく俺得(まあおチビのひとり役でもありますけど)。
囚われのキオ、火星へ行く。つか、たかだか捕虜のチビっ子ひとりを自ら出迎える敵の総大将ってのは何気に唐突な展開でもありますけど、イゼルカント夫妻の亡き息子にキオがクリソツという運命のいたずらもあって、敵の捕虜にしてヴェイガンの怨敵ガンダムのパイロットという立場にありながら、イゼルカントの元で破格の待遇を受けるキオ。
まあイゼルカントからすれば、地球圏の抗ヴェイガン派の最右翼たるフリットに対するメッセンジャーとして、直接の肉親であるキオほど適役はいないからなあ。またもや捕虜に対する信じ難い扱いとして、監視付きという条件がありながらも、ひとり市街地にてヴェイガン市民の生活を目の当たりにすることを命じられるキオ。そして出会うこととなる、貧富の差から荒んだ生活を送る人々と、そんな中で必死に現在を生き抜こうとする兄妹。

火星圏特有の病を患い、余命僅かと診断されている妹の病状にショックを受けるキオながら、ええ当然今回も日野社長脚本として、日野社長は病気の妹が出ない脚本は書けないというジンクスでも持っとんのかい?
主にこの兄妹との出会いによって、同情とともにヴェイガンの市井の人々の窮状を思い知ることとなるキオながら…今回、なんか既視感あると思ったらああそうか、「銀河鉄道999」なんだよな。
赴いた旅先の星での、自身の常識の範疇を超えた法や生活様式に翻弄されつつ、それでも逞しく生きる市井の人々との出会いを経て成長する主人公。次回以降、キオが今回出会った妹の病状を積極的に救おうという展開が入ったら、今回の日野社長の意図確定。まあ世代的にやっぱり日野社長も「999」世代なんだろうけどな(苦笑)。

今回、ディーヴァ側の展開もキャラクターの登場も一切省いた思い切りのいい構成により、視聴者にも深く印象付けられるヴェイガン側の事情。イゼルカントが地球への攻撃に対し、徹底的な殲滅戦でありつつ生き残るチャンスは残していた(えー?)というのは、どんな苦境の中であろうと生に執着できるのかという問いかけ。この辺の、なんとも穴がある設定面の弱さは間違いなく日野脚本なんだけれど(汗)、まあ日野社長としては当初に築いたであろうストーリープロットを消化するのが何より優先しちゃうからなあ…。ストーリープロットに、設定面できちんとした肉付けをするという意味でも、そこはせめて「本気で」脚本の推敲や脚本に対する会議は繰り返してほしいんだけどなあ。ゼハート役神谷浩史が、アフレコ現場で脚本の修正が多いと苦言を呈してるのは伊達じゃないはず。

怨敵ガンダムのパイロットを、尋問もせずに特別扱いしていることを不服とするザナルドと、そのザナルドの目前にて設計図が展開されるヴェイガン製のガンダム――ガンダムレギルス!
やべえイゼルカントに謀殺下克上フラグが立ってしまったというか、ドラグナーのようなgdgd気味な最終決戦展開は勘弁願いたいところ。
次回、キャプテン・アッシュことアセム、13年ぶりに我が子と再会。既にキオが正体知ってるというあたりが盛り上がらないな(汗)。とりあえずデアゴスの「999」のDVD買ってくる。

銀河鉄道999 COMPLETE DVD-BOX 1 「永遠への旅立ち」銀河鉄道999 COMPLETE DVD-BOX 1 「永遠への旅立ち」
(2002/09/19)
野沢雅子、池田昌子 他

商品詳細を見る
スポンサーサイト
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫ 次ページへ ≫
Twitter
プロフィール

事業部長わたなべ

Author:事業部長わたなべ
北国に蠢く黒い影。心に星を持つ男。
模型HP「豪雪地帯酒店・第二事業部」やってます。
http://www.geocities.jp/x3318jp/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ

白黒つけようぜ
□□□