仮面ライダーW 第24話「唇にLを/嘘つきはおまえだ」

 2010-02-28
吹き荒れる嘘と偽りの嵐。
切り札は「目には目を、嘘には嘘を」。

後編で明かされる怪人の正体は、かならず前編に姿を見せていた人物という番組の不文律に則り、今回の怪人の正体はストリート詩人モロ師岡。和紙で拭った他者の挫折の涙をコレクションする屈折した愉快犯を嬉々と演じてますですよ。
モロ師岡の変身したライアードーパントの嘘を受け、フィリップ共々アクセルを怪人と思い込む翔太郎に、タヌキの置物を怪人と思い込んでスリッパでしばきまくる亜樹子。今回、冒頭だけで予感はしてたけど、まさかの全編ギャグ編に思わず喝采であります。

自らののど自慢2週勝ち抜きが不正だったことを知り、絶望するイケメンジャイアンと翔太郎の夕陽の下の青春追いかけっこ。いやそこは「男同士でなにやってんだ」ってセルフツっ込み自重せえや(笑)。
ただ今日を生きるためだけに生きてきた中野公美子(アラサー眼鏡美女)にとって、初めて自分に笑顔を向け、いつの間にか自分の生きる目的となっていてくれたイケメンジャイアンと、そんなイケメンジャイアンに自分を今まで支えてくれたのは誰かと諭す翔太郎。
そしてモロ師岡を捕らえるため、若菜に協力を得てのフィリップが張った罠。しかしモロ師岡も聞いてる若菜のラジオの聴衆率ってどんぐらい凄いんだよ(汗)。
自分の名を騙る人間と若菜が会うと聞き、居ても立ってもいられず若菜をストーキングするモロ師岡。モロ師岡のプライドをおちょくる翔太郎のアホの子な変装と、その衝撃をある意味上回るフィリップによる女装(ムヒョーーー)!
嗚呼、とうとう近年の男の娘ブーム「W」にも到来(笑)。しかし怪人を蹴り飛ばす変装若菜の脚の上がり具合が物凄く見事というか、あれもフィリップ役菅田将暉自身の脚捌きだとしたら、もっと劇中でフィリップのアクションシーン増やしても大丈夫でない? つか若菜役を「お前じゃ無理」という理由で竜に却下された亜樹子のショッキング具合が。

多少格好に問題はあるものの、ついに番組初のダブル・アクセル同時変身! お嬢様スタイルのフィリップ(の身体)を抱き止める男装亜樹子というのが変に絵になりすぎやん。
(呼び方ややこしいが)ダブルライダー対ライアードーパント。アクセルバイクモードに跨るダブルという画、ついに実現。ビルの壁面をマシンで駆け上がるライダーというのもある意味昭和世代感涙のシチュエーション。今回怪人へのとどめの必殺技は、メインフォームの割に使用頻度が少ない、サイクロンジョーカーによる両脚キック・ジョーカーエクストリーム! しかし多数のフォームチェンジを持つライダーゆえの弊害か、メインフォームの必殺技が使用印象薄いってのもなんだかな(むしろ派生フォームによるトリガーマグナムでのとどめのほうが印象深いというか)。

水木一郎兄貴ついでに番組主題歌シンガー審査員による勝ち抜きのど自慢、翔太郎に諭され、たとえ工事現場の騒音以下のレベルだろうと、自分を支えてくれた中野公美子への素直な気持ちを込めたラブソングを熱唱するイケメンジャイアン。
その歌は誰がどう聞いても酷評レベルとはいえ、世代を超えて日本中の子供達に歌を通して魂を伝えてきた兄貴には通じる、そのど下手糞なラブソングに込められた嘘偽りない情熱と好感。心を込めた素直な歌声に対し、会場から送られる笑顔と暖かい拍手。嘘つき怪人による事件話の締めとして、教訓的でもありつつ見ていて気持ちいいクロージングがなんとも沁みますですよ。今回最大のビッグゲストである兄貴の再登場、待ってますです。

そして…人の体調を診る医者でありつつ、人よりもドーパントの身体に端的な興味を示す「W」のメモリの持ち主、「Vガンダム」のクロノクルこと井坂真紅郎。その危険な魅力に惹かれつつある冴子というか、嗚呼、亡き尻彦さんがあくまで愛情の対称でなく有能な仕事のパートナーでしかなかったというのも明確な(泣)。こいつはこいつで、ライダーの前に立ち塞がるのもそうそう遠くない話になりそうであります。
近年の平成ライダーでは珍しいぐらい好コンビぶりを発揮するダブルとアクセルながら、復讐すべき仇敵を巡って、再びライダー同士の対立という展開を辿るか?
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北国に蠢く黒い影。心に星を持つ男。
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