にゃんこい! 「ニャンコ12匹目!/天国は待ってくれる?」 

 2010-01-26
猫と付き合うのが不器用だった女の子が、ちょっと気になる少年との出会いを経て、やっと猫に嫌がられずに抱きしめられるようになる話。

なるほどなあ、番組の落としどころをボーイ・ミーツ・ガールと猫のちょっと微笑ましいファンタジーとしましたか。ボンクラ主人公が、よりによってクリスマス当日に公園にて、ヒロイン全員の前で全裸をご開帳するってあたりはいかにもこのアニメらしいくらい最終回ではありますが(笑)。

一応のメインヒロイン・楓に猫地蔵の呪いを疑われたせいで猫化の呪いが加速する潤平。猫耳が生えたおかげで家にも帰れず、神社の軒下に隠れて琴音・朱莉姉妹に飼われる憂き目。ヒモは男の憧れの職業というか、美少女に飼われるというならこれはこれで満たされた生活だけど、流石に呪われて、人外になって、ヒモになったなんて暗い終わり方する萌えアニメなんか誰がブルーレイ買うんだ?
ともあれ最終回だから出番を与えられたニャム姐さんの提案で、楓に事の次第を誤魔化すことに成功しかけるものの、ナギー先輩(画伯)のわけのわからない行為の前にすべてがパー。ついに楓に猫耳をバッチリ目撃され、逃げながらも、その体がついに猫へと変化してしまう潤平――!

何の気なしに見始めた第1話が、「ハヤテのごとく!」1期や「絶対可憐チルドレン」の川口敬一郎監督はじめ関連スタッフの仕事と知ってあいも変わらずの容赦のないおもろさに魅了され、気が付きゃ2009年秋の新作アニメ中最高のお気に入りとなりつつ、1クールアニメという容赦のない放映枠をまっとうしての最終回。まあ深夜アニメとしてサービス程度のお色気はあったにしても、普通に夕方の時間に放送して小学生視聴者でも楽しませられるだけの良出来だっただけに、むしろこのクオリティのアニメが深夜にひっそりとしか放送できない状況をなんとかしなきゃならないんですが。
また、画伯こと小林ゆう女史を最大限に暴れさせた功績も素晴らしく(笑)、もはや画伯主演というだけで後番組「おおかみかくし」も続けて視聴すること決定であります。つか原作ゲーム、まだ積みゲーのまんま。

突然逃走した潤平を追って、楓が訪れたのは以前、自分が容赦なく猫を可愛がってた(猫にすれば襲い掛かられていた)公園。野良猫たちが楓の出現を前に、一斉に怯える描写がどんだけ恐怖の象徴!? その楓の前に現れる――潤平が変化してしまった精根フラフラの猫。そして、以前潤平から教わったアドバイスを思い出し、猫を包み込むように抱きしめる楓…。

今まで潤平に世話になった猫たちが、その楓と潤平(猫)の周りに集まってくるあたりの描写といい、最終回になってやっとメインヒロインとして潤平を救う役割を担う楓といい、いい意味で心温まるクライマックスであります。
自分に猫の気持ちを教えてくれた、あんなにも猫と気持ちが通じ合ってる潤平が猫に呪われるわけなんてないと楓の疑惑(?)も解け、潤平、ヒロイン全員の前でフルチン全開で人間の姿に戻ってめでたしめでたし。
ただし呪いは解けたというわけではなく、お猫様に奉仕する潤平の苦闘はまだまだ続く。そのあたりから2期の製作を揶揄してのオチがとことん気が効いてますです(笑)。
ええもちろん、加奈子のいいツンデレっぷりとナギー先輩(画伯)の暴走フルスロットルをまた堪能したいという願いを込めて、本当に2期が決まることを祈っております。いいアニメでした。

これまでの感想↓
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にゃんこい! 「ニャンコ11匹目!/フレンズ」

 2010-01-22
クリスマス間近。加奈子が自分と潤平との関係を見つめなおす話。

ついに猫地蔵が実は首がもげていたことがキャバクラ大好き住職の知られることとなり、緩やかに、そして着実に潤平の身を蝕み始める呪怨…! 第一段階として熱いものをフーフーしなきゃならなくなる猫舌ながら、男の猫舌なんか半田健人(たっくん)レベルじゃなきゃかっこ悪いことこの上ない。
呪いの進行を少しでも遅らせるため、猫地蔵の修理費の足しにと千鶴さんの勧めで郵便配達のバイトを始める潤平。さっそく千鶴さんのホームグラウンドでのオモチャ化というか、男だったら千鶴さんのオモチャにされるというなら郵便事業株式会社期間雇用社員の門戸を叩くべきでしょう!

1クールアニメで主人公とメインヒロインとの間で揺れ動く幼馴染みサブヒロイン…ということで、今回の主題は一応加奈子の心情。
潤平がバイトを始めたことを、楓へのクリスマスプレゼントのためと誤解し、焦燥感を募らせる加奈子。ガサツなヤンキースタイルの内に秘めた純情乙女ゴゴロというか、たしかに模範的なメインヒロインとして悪く言えば無個性極まりない楓よりも、キャラクター的に描きがいのあるヒロインではあります。
親友である楓の幸福を思いつつも、潤平への気持ちを持て余して、勢いで潤平と無理やりデートの約束を取り付ける加奈子。
一応は子猫時代からの付き合いとして、心情的には加奈子の気持ちを応援してるニャム姐さん。てか番組全般を通してむしろ楓より加奈子に比重が置かれて描かれすぎてるんだわなあ。それこそ「ハヤテのごとく!」2期でのヒナギクのごとく(笑)。視聴者的にもそりゃ思わず加奈子のほうを贔屓したくもなるってもんです。

小学生の頃からの、男友達同士みたいな付き合いから始まって、ちょっとした誤解がきっかけで仲がこじれて数年間、ふとしたことからわだかまりも解け、再びツルむようになってしまった不思議な縁。そして加奈子が無理矢理デートの最中目の当たりにする、自分と潤平の仲の象徴ともいえた、幼い日の自分が作って潤平に渡した猫人形(モデル:子猫時代のニャム姐さん)。
まだ小さいニャム姐さんを拾って育てることを決意しつつ、猫アレルギーでニャム姐さんに触れることのできない少年時代の潤平のために、潤平が触れられる猫を…という幼い願いの込められたもの。
限りなくヘタレなボンクラ男子ながら、困ってる者を見過ごせないおせっかい焼き。そして幼い日から、こいつと付き合っているのは楽しい。
今は関係を焦らず、友達として側にいられればそれでいい…。加奈子の納得は、実は自分も楓も傷つくことを忌避しての妥協でもあるんだけれど、でも長い間離れて、やっと間近になった潤平との距離を再び壊したくないという切ない願いでもあって…。見ていて加奈子の切々とした純情が胸を打つというか、色恋ごとに人一倍苦しんでるあたりは、いつもの弁なれど本当に加奈子がもはやメインヒロインでありますです。

とりあえず加奈子の気持ちが現状維持に落ち着きつつ、いつものごとくお猫様の困りごと解決に勤しむ潤平を目撃した楓が、ふと耳にする「呪い」のひと言。そして…潤平の頭のてっぺんに、遂に出現してしまう…まごうことなき猫耳!
男の猫耳なんて、それこそキュートな男の娘キャラにしか許されんだろうが! ボンクラ高校生の男主人公に猫耳なんざいらん! ああ、嫌なビジュアルで次回にヒキというか、とうとう次回で最終回…。
つくづく1クールで終わるには惜しいアニメですなあ。原作のストックが溜まったら、ぜひ2期作ってください。もちろん1期と同じスタッフでな!

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北国に蠢く黒い影。心に星を持つ男。
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