トミカヒーロー レスキューファイアー 最終回「最終決戦 ドンカエンを爆鎮せよ!」

 2010-04-16


火は人に文明と発展を与えた英知の暖かき揺らめき。そして人が誤った使い方をした結果、火は常に他者を脅えさせ、傷つけ、物も、命も、大地すらも焼き尽くす危険なる害毒と化した。
人間に火という英知を与えたジャカエンが人間を憎んだのは、自分たちのメタファーそのものである火を争いの道具にし大地そのものを傷つけたその許し難き罪と蛮行ゆえ。
第4クール終盤に入っての火と人間の付き合い方というテーマへの結実は、消防モチーフのヒーローたるレスキューファイアーの物語の締めとしては相応しいんですけど、ジャカエン側の人間への憎悪の背景を語るラスト展開としてあまりに急に持ってこられたテーマというのが(汗)。まあジャカエン側の直接的な人間への憎しみを語るキャラクターとしてジョウカエンの存在があった訳ですけれど、ジョウカエン自身がほとんどテロリストの域を出ない描かれ方に終始していたのもあって(それゆえに、あの意外な最期に驚嘆と追悼の念が働いたのですが)、ジョウカエン登場の第3クールからでも「火と人間の付き合い方」という展開とそれに準じたエピソードをを挿入できていればという思いもありますです。

宇宙での最終決戦。グレートワイバーンGXのファイナルレスキューすら弾き返すドンカエン究極体に対抗するタツヤの奇策。まさかの最終回登場(それも宇宙でのミッションでの!)を果たすスーパーファイアードラゴンによる攻撃と、そしてレスキューキング対ドンカエン最後の一騎打ち。
「正しい使い方をすれば、火は人間と共に永遠に燃え続ける!」
ドンカエンの憎悪に対し、今度こそ人間と火の共存を叫び、ドンカエンを倒すのではなく封印する道を選ぶタツヤ。
最後に、タツヤの言葉が偽りだったとき再び復活するという言を残し、凍てつき封じられた姿で宇宙の彼方へと消えていくドンカエン。その最後の言は、タツヤにとって、これからの人生を賭けて噛み締めるべき指針…。

スマッシュヒットを打ち上げた前作「レスキューフォース」直接の続編として、“救う”ためのヒーローというフォーマットの継承を受けつつ、全体的に画面カタルシス強化が図られたがゆえの戦闘が前面に立ってしまった構成は、やもすればテーマの劣化を危惧させる要素。されどドラマ面に目を向ければ、周囲との軋轢を経て、それでもその賢明さでひとつずつ理解を得ていくという、新米レスキュー隊員タツヤの成長物語という軸が最後まで貫かれたのが、番組に対する好感が鈍ることのなかった最大の要素でもあります。
もちろん、シリーズ物の常として先行者と比較され続けての視聴者の評価と、あるいはスポンサー側としても当初のリリース計画に則ってのシリーズ終了は、真っ向から子供に向き合った純然たる特撮ヒーローシリーズの灯火がひとつ消えてしまったことの無念も働くのですが…。2年間に渡り、災害に火災と“災”を前に、そこから誰かを救おうという尊き救命の精神を訴え続けたシリーズとして「トミカヒーローシリーズ」が、ライバル東映の二大看板たる戦隊・ライダーの存在感に埋もれることなく視聴者の記憶に残る番組であったとしたら、2年間シリーズを応援してきたイチ特撮ファンとしても感無量です。

「トミカヒーロー レスキューファイアー」、爆鎮完了! 我々ひとりひとりが身近にそこにある火を、決して誰かを傷付けるものに、災いを引き起こすものにしないという誓いと共に――。

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トミカヒーロー レスキューファイアー 第50話「奇跡をおこせ 青き玉」

 2010-04-10
三幹部をも取り込み、自ら宇宙で燃え盛る第二の太陽となり地球を焼きつくさんとするドンカエン。地上で続々と自然発生する無数の火災を前に、三幹部の攻撃でレスキューファイアーが斃れた今、立ち向かえるのはただひとり残ったタツヤのみ――!

ラス1話を残し、戦闘がまったくない回にもかかわらずレスキューファイアー最大の試練。ガイアレオン、エクスドラゴン、そして相棒Qスケの支援を受けているとはいえ、多くの人々を救うため実質ただひとりで数多の超火災に挑むタツヤ。
緊急出場を前に、病床で眠り続ける四人に、復帰の願いとともに託されるそれぞれ今まで得てきた青き珠。眠り続ける四人ひとりひとりに語りかけるタツヤからのメッセージは、ともに超火災を消し止め、多くの人々を守ってきた心から誇れる仲間たちへの感謝の念。タツヤから仲間たちへの想いは、番組を1年間見続けてきた視聴者としてもまさに、バラバラだったチームがタツヤを軸にまとまっていく様を描き続けてきた物語の集大成という感慨が働きますです。
リツカ、ツバサ、ジュンの三人に比べても瀕死の重傷を負い、まさにその命が風前の灯のユウマ。スカイチームの二人に存在感喰われたとはいえ、タツヤにとっては一番一緒にツルんでいた兄貴分。愛車ダッシュ1の助手席に、お守り代わりに乗せられているユウマのレスキューブレイカーにまた涙。

仲間の復帰を信じ、疲労した身体でひとり続発する超火災から人々を救っていくタツヤと、そのタツヤの元に、タツヤのレスキュー魂を受けた青き珠の奇跡を受け、覚醒しタツヤの元に馳せ参じていく仲間たち。
いえ判っちゃいた展開なんだけど、ターボドラゴンの回転するファンを前に凛と再登場を果たすファイアー3(リツカ)、各々のビークルで駆けつけたったひとり人々を守りぬいたタツヤの健闘を称えるファイアー4(ツバサ)・ファイアー5(ジュン)、要救助者もろともタツヤを押し潰そうとする崩れ落ちる瓦礫を受け止めるドーザードラゴン――ファイアー2(ユウマ)復活! …というメンバー再結集の画が、これでもかってぐらい画面を盛り上げますです。

再結集を果たしたレスキューファイアーの前に、爆鎮できぬ火災なし。地上の超火災を食い止め、いざ向かうべきは、宇宙から地球を焼き尽くそうとする第二の太陽――ドンカエン爆鎮! 七体合体を成し遂げ宇宙に向かうグレートワイバーンGX。
合体メカにおける合体シークエンスの条件が「メンバーが心を合わせること」というのが、今回を見るとことさら象徴的に思えるなあ。未熟な新米だったタツヤへの不信感からバラバラだった5人と、その5人を引っ張り信頼を勝ち得てきた――仲間たちを纏め上げてきたきたタツヤ自身のレスキュー魂。そのレスキュー魂をひとつに結集し合体を果たすグレートワイバーンGX。
これ以上ない高揚感と盛り上がる空気に包まれ、次回、ついに最終回…。

トミカヒーロー レスキューファイアー 第49話「最大の危機 ドンカエン、完全復活」

 2010-04-03
富士の噴火とともに復活する、炎の竜という実態のドンカエン様。復活後最初の活動は、かつて自分を封印した5匹の水の竜の抹殺。
いよいよ最終決戦編ということで怒涛のごとく明かされていく水の竜を秘めた青き珠の秘密というか、番組後半の横軸の1本でもあった青き珠の争奪戦がなし崩しになったという感も否めないなあ。
4匹目の水の竜を抹殺するべく富士五湖を襲撃、パワーアップした炎で湖を干上がらせようとする三幹部に立ち向かうレスキューファイアー。そして三幹部がレスキューファイアーたちに叫ぶ人間達への憎しみ。かつて、ジャカエンが与えた“火”を争いの道具として使い、物も、生き物も、食べ物すらあらゆる物を燃やし尽くし、あまつさえ自分達の住まう大地をも傷つけてきた人間。
三幹部のモチーフがそれぞれ物質、動物、食べ物だったことへの理由付けとなる「我らは万物の憎しみから生まれた」はあまりにも視聴者に突き刺さる台詞! ジョウカエンがどれだけの慈悲と慈愛の精神を持って人間と分かり合おうとしていた存在だったかが明白であります。人間側に、ジャカエンを糾弾する資格の是非まで問うという山田隆司脚本のなんたる逃げ場のなさ!

一方、やはりラスト展開ということで番組ラストを飾る超大物、世界消防庁長官・藤岡弘、氏再登場! 最後の水の竜の謎を求めて単身モンゴルに渡り、襲撃してきたジャカエンに素手で立ち向かうというか、やはり氏のアクションのキレの良さが健在なのに活目。いえもはや藤岡弘、氏を倒せる敵は特撮界に普通に登場し得ないでしょう(当然)!
藤岡弘、氏のアクションという視聴者にとっての最大の眼福を果たしつつ、5つ目――最後の青き珠こそ佐藤ひろみちお兄さんの娘・飛鳥のペンダントだったという案の定な秘密が明かされ(汗)、水の竜の覚醒とともについにエクスバッシャーに揃う5つの青き珠。そして、三幹部の猛攻により、瀕死の重症を負うユウマ、リツカ、ツバサ、ジュン――!
タマちゃんからのユウマへのプロポーズの返事といういかにもな死亡フラグが立っての、レスキューファイアー絶体絶命の危機。空に出現する二つ目の太陽という危機的ビジュアルを前に、次回、たったひとり人々を守る役目を背負ったタツヤに、レスキューファイアー隊員としての真価が問われる。

トミカヒーロー レスキューファイアー 第48話「決着 ファイアー1VSジョウカエン」

 2010-03-27
ついに半年近い眠りから目覚めるドンカエン様。やはりというかの声優変更はやむをえない事情とはいえ、番組放映中の出来事として何気に寂しさも募りますです。
ファイアーフェニックスを乗っ取り、人間達に怒りを隠さずその抹殺を叫ぶジョウカエン。「人間に火を与えるのではなかった!」という嘆きは、人類の歴史にジャカエンが関与していた壮大な設定と、遥かな過去、平和を願った自分を裏切りその自らの与えた文明の灯火で、結果争いの絶えない世界を生み出してしまった人間達への絶望。
なんとも視聴者が完全に予想できなかった部分で、ジョウカエンが単なる番組中盤からの新幹部として以上に、物語の根源たる悲劇を背負ったキャラとして描かれてますです。ある意味では先代ドンカエン様も一役買ってた番組の陽性な空気を引き締める役目を獲得したのかも。

Qスケの機転により、ファイアーフェニックスを奪還するレスキューファイアー。まんまとQスケの口八丁に騙されレスキューファイアーをファイアーフェニックス内に導いてしまう三幹部というか、三幹部とQスケの爆笑物のやり取りだけで、如何に番組を支える声優さんの力量がありがたいかって判りますです。
ファイアーフェニックス強奪をあきらめ、遂にタツヤ=ファイアー1Xとの最後の決闘に臨むジョウカエン。人間への怒りを叫び、その憤りを込めた剣をファイアー1Xに揮ってくるジョウカエンと、そのジョウカエンの過去を知りもう一度ジャカエンと人間、地球に住まう二つの種族が手を取り合うことを訴えるファイアー1X。
採石場を舞台にしたヒーロー物らしい決戦とはいえ、毎度のことながらファイアー1X対ジョウカエン戦の、デジタル合成の爆炎か本当のナパーム爆発かという垣根を越えてしまっている圧倒的ビジュアルがいつもながら凄え! 火炎魔人化ジョウカエン対レスキューキング戦まで、強敵相手の苦戦とはいえいつに増してレスキューキングが凄く動いているというか、タカラトミー(旧タカラ)スポンサー作品の最終回は常に無駄に凄いという伝統の見事な反復(いえまだ3話あるんですけど!)。
仲間など信用しない、他者は自分を裏切る者、圧倒的な怒りに押されるレスキューキングながら、最後に逆転の力を与えるのは、仲間達と力を合わせ、数多の超火災を食い止め人命を守ってきたタツヤの仲間を信じる心。そして、二つの種族の争いから互いに多くの命が奪われることを食い止めようとした…ジョウカエンの良心――ジョウカエンの胸中にもあったレスキュー魂への信頼。
BGMとして流れる前主題歌の歌詞「魂揺さぶる思い 解き放て」に、見ていてぐっと拳を握り締めてしまいますな。

戦いに敗れつつも、タツヤの訴えに…もう一度、その胸に信頼の意志を取り戻すジョウカエン。如何にもな悪党面の権化だったジョウカエンのマスクが、まるでヒーローっぽい精悍な造形に変化するあたりからしてそれらしいなあ。これが元のジョウカエンの顔とするならば、信頼を裏切られ封印されてしまった怒りがどれだけ心根を歪めてしまっていたというか。
ドンカエンの待つアジトに戻り、レスキューファイアーと協力し、人間との争いをやめ手を取り合うことを訴えるジョウカエン。そのジョウカエンに――かつて人間を唆し、ジョウカエンを封印させ争いの火種を撒いたのは自分だと嘲笑するドンカエン。
嗚呼…先代の雄々しくも茶目っ気を見せていたキャラに対し、完全なる邪悪の権化としての恐怖を見せる新ドンカエン。真実を知り、本当の敵たるドンカエンに怒りを向けるも、逆にドンカエンの炎に呑み込まれていくジョウカエン…。

「ファイアー1、お前と一緒に争いのない世界を作りたかった――」
タツヤの耳に届く、ジョウカエンの最期の叫びが切なくも胸を打つというか、これで完全に人間とジャカエン側が手を取り合うというフラグは絶たれましたかね? 最終決戦が絶望的な予感を見せる中、ラスト展開に相応しく次回、世界消防庁長官・藤岡弘、氏再臨!
番組を締めるのに、これだけ相応しい存在もいないよなあ。一度絶たれた二つの種族の関係は、もはや片方が滅びる結末しかありえないのか?

トミカヒーロー レスキューファイアー 第47話「乗っ取られたファイアーフェニックス」

 2010-03-23
レスキューファイアーとの連戦に傷付いて跪き、視聴者に判り易いぐらい死亡フラグ立ちまくりのジョウカエン。遂に自らの命を賭した、レスキューファイアー基地・ファイアーフェニックス強奪頂上作戦へ。
わざわざこのタイミングでファイアーフェニックスの見学に訪れるミエ先生とひまわり学園の子供たちというのが、まさに決定事項としての人質要員。ファイアーフェニックス内部に目を輝かせ、自分達も大きくなったらレスキューファイアーになってジャカエンをブッコロとか、今時の子供番組でありえないぐらいフリーダムなSATSUGAI宣言! さすがにそれはヤバいと、レスキューファイアーは戦うためのチームではなく、ビークルやスーツも人の命を守るための物と諭すタツヤ。今回、最終決戦編に当たっての番組の基本フォーマットの改めての提示は、もちろん今回の展開に繋がる伏線。

子供たちが見学中という最中のジャカエン出現、緊急出場と、まさにその不在の隙を狙ってのファイアーフェニックス潜入を果たすジョウカエン。隊長や子供たちを人質に取られ、ジャカエン側の嘲笑とともにレスキューツールを手放すしかないレスキューファイアー。現場への急行手段である小型ビークルまで奪われ、屈辱に身を震わせるしかない一同ながら、それでも、真っ先に――すべての装備を奪われてしまった状態にも関わらず、崩れ落ちた瓦礫の奥に取り残された要救助者を救い出すために駆け出すタツヤ。

レスキューファイアーの装備を悪用し、世界中に超火災を巻き起こそうというのがジョウカエンの企み。同じ地球に住まう命なのに、何故そこまで人間を憎むというミエ先生の叫びに、先にその信頼を踏みにじったのは貴様らと激昂するジョウカエン。そのジョウカエンの目に映る、現場からの救助活動の中継の様。たとえ装備などなくても、必死で瓦礫の向こうで救いを求める人たちに声をかけ続け、自分達の手で瓦礫を掘り出し要救助者を救おうとするレスキューファイアーたち。
これまで幾度となくジャカエンの行く手を阻んできたレスキューファイアーの強力無比なレスキューツール。だが装備など、それを纏うメンバー達の手足の延長に過ぎない。火炎魔人を倒し、数多の超火災から人々を守ってきた最大の力は、誰もが当たり前に持っている、傷つき救いを求める人たちを助けようという見返りを求めぬ扶助の心。自分以外の誰かのために、自分の持てる限りの力を尽くす――それこそがレスキュー魂。

いよいよ最終決戦編として、改めて描写されるレスキューファイアーの――トミカヒーローシリーズの理念、「“戦う”のでなく“救う”ためのヒーロー」。まあ冒頭での子供たちの言の通り、シリーズ2年目にしてどうしても戦闘主体の描き方になってしまった番組とはいえ、揺るぎないフォーマットが貫き続けられていたのもまたここで顕著になっております。
たとえ道具などなくても、その道具を使うための手も足もある。ならば、他者に手を差し伸べようという思いひとつあれば誰かを助けることが出来る。それを示すかのように、その現場に居合わせた市井の人々が、頼まれた訳でもなく次々と自発的に救助活動への協力を開始する様の気高くも感動的なる団結。

その救助活動の様を、何故か、嘲りの言葉も発さずに黙して見入るジョウカエン。そして遺跡調査中の佐藤ひろみちお兄さん博士が明らかにする…、太古の昔、人間とジャカエンの戦争に際し、その和平の道を探ろうとした者こそジョウカエンという事実!
なんともまた、単なる番組の盛り上げ役以上に重要なキャラだったジョウカエンだったというか、いよいよ次回がジョウカエンとの決戦編!? ジョウカエンとファイアー1Xのタイマン展開って、やたら特撮ビジュアルが豪華になるんだわなあ。

トミカヒーロー レスキューファイアー 第46話「熱き約束 今明かされるツバサの過去」

 2010-03-13
ファイアー4=ツバサが元消防士である先輩の妹の、消防士志願を説得する話。

元消防士でありながら、ツバサと一緒に入った現場にて要救助者とツバサを救うために重傷を負い、消防士としての人生を絶たれつつも今はレスキューファイアーを題材とした漫画にて、子供たちに救命の尊き意志を説き続けるツバサの先輩。
かつて救命の現場で活躍した人間が、現場の任を辞してもレスキューに携わる職業で現場の人間たちを支え続けるというのは、前作でも度々見られた誇り高きレスキュー魂継承の画。一方、現場の危険を誰よりも知る者として、消防士志願の自分の妹(女子高生)を説得してくれとツバサに依頼する先輩。
わざわざ彼女の下校時間に学校の前で待ってるツバサというか、普通にイケメンとして女子高生に「握手してください!」とかモテまくりのツバサ。さらに先輩の妹・ナナにまでモテモテとあって、かつて名古屋にて自分のプロポーズした相手を横取りされた、今やモテね系男視聴者代表(笑)ウカエンとしてはまさに許すまじ女ったらし・リア住氏ねって図。
うん今回もウカエンが圧倒的に正しい! 頑張れウカエン、負けるなウカエン! でもなんでウカエンがわざわざ偶然にも学校の前にいたかって? そんなもん女子高生ウォッチングのために決まってる。漢だぜウカエン!

現場で重傷を負った兄を救い出してくれたことからツバサに憧れ、消防士を志したナナ。だがツバサにとっては、現場で誰よりも奮闘した末の重症にて、ハイパーレスキュー隊員となる夢を絶たれた先輩を思えば、ナナを同じ現場の危険に晒したくないというのも人情。そしてもちろんその場に現れイケメンリア住に対するジェラシー前回でふたりに襲い掛かり、更に超火災まで巻き起こすウカエン。
崩壊するビル内にて、逃げ遅れた子供を救おうとするも、初めて体験する現場の恐怖に足が竦んでしまうナナと、そのナナに身体を張って現場での過酷なレスキューの様を見せ付けるツバサ。
ツバサの現場で見せる意地の原動力は、アメリカ時代のライバルでもあったリツカに対する対抗意識と共に、何より大きいのは…先輩から受け継いだ、ハイパーレスキュー隊員という先輩の夢に代わって、多くの人々を救い続けるという堅い約束。

まあなんとなく、今まで描写されてきたツバサのエリートコース的な過去的にちょっと整合性が「?」ってエピソードではあるんですが…、

新人若手消防士→先輩との約束を契機にレスキュー隊員として高みを目指してアメリカへ→過酷な日々の中でのやや独善的な部分と高いプライド形成、リツカとのトップ争い→結果的に、先輩との約束に応えると共にリツカを追ってレスキューファイアーへ。

ってのがツバサのプロフィールってことでいいですかね(含笑)。
久々のエクスドラゴン・ロボットモードの活躍と共にスーパージェットファルコン合体・ファイナルレスキューと、先輩から託された消防士認識証を手に爆鎮完了をかみ締めるツバサ。そして、現場での恐怖を知るともに、その怖さを知ったからこそ慎重なレスキューが出来ると、自らの希望をレスキューファイアーにまで高めるナナ。先輩もさすがにあきらめて、妹の未来――自分の夢を受け継いだもうひとりの指導をツバサに託して幕。
最終回までの残り話数的に、たぶん今回が個々メンバー話のラスト。それを託されたのが中途参加でありながら劇中美味しいポジションにまで登りつめたツバサというのも、ある意味では劇中での活躍に対するご褒美でもあります。個人的には例によってのリツカに振り回される可愛らしい様も見せてもらえればキャラ話として満点だったですが。
次回、いよいよ最終決戦編突入にて基地ファイアーフェニックス落城!? 予告からして危機感煽られる展開だわな。

トミカヒーロー レスキューファイアー 第45話「炎のチョコレート 波乱のバレンタインデー」

 2010-03-06
クールなリツカがタマちゃんと一緒にバレンタインのチョコ作り。リツカが女の子らしいイベントに顔を覗かせればついつい気になって仕方ないというツバサに毎度のことながらニヤニヤですよ。
バレンタインデー当日に浮かれまくる(主にユウマ)男連中と裏腹に、自身の育った施設ひまわり学園の恩師にしてタツヤにとっての初恋の人、ミエ先生の婚約の報に沈んだ顔のタツヤとそんなタツヤを気遣うリツカ、そしてそんなタツヤに苦々しさを覚えるツバサ。
訓練中でも気が抜けてるタツヤに対し、お前それでもファイアー1かと叱責するツバサ。いえジェラシー半分ではあるんだけれど、人命救助に携わる職業の人間として、訓練にやる気を見せない者に対しての圧倒的に正しい喝の入れ方ではあります。

今回はバレンタイン話ということで、ジャカエン側も紅一点・チュウカエンが中心になっての発火チョコバラ撒き作戦。逃げ惑うカップルたちを前に「呪われよカップル、滅びよバレンタイン」というウカエンの歓喜の様がなんてモテね系男視聴者代表。いいぞジャカエン、がんばれジャカエン! だけど女の子にとっての特別なイベントを滅茶苦茶にしたジャカエンに対し、ファイアー3=リツカの怒りが爆発だ!
今週の火炎魔人・チョコバナナエンの必殺技は火の付いたバナナの皮連投フリスビー攻撃。かつて同じくチュウカエンの繰り出した火炎魔人・バナナエンのバラ撒いたバナナの皮で滑って盛大にコケたというファイアー3にとっては、まさに忌々しき因縁の仇敵。
一方、戦闘よりも優先すべきは逃げ惑うカップルの避難誘導と、先頭に立って仲間たちの適性を元に的確な指示を飛ばすタツヤ。訓練中とは打って変わった奮闘振りに内心舌を巻くツバサというか、結果的にタツヤにレスキュー隊員としての使命感と緊張感を復活させていたツバサの喝。
ほとんど本編初ともいえるファイアー1Xとファイアー4によるコンビネーションの前に吹っ飛ばされるジョウカエンと、ファイアー3の怒りの前にぶっ飛ばされたチュウカエン。こうなったら巨大戦という番組の定石を踏みつつ、今週も登場する緊急車両重連合体ケルベロスドラゴン。いえ基本的に、重機にあれだけのキャラクター性を持たせてなおかつヒーローマシンとしてかっこよく活躍させる番組スタッフの力量は、もはやトミカヒーローシリーズが大きく後世に残すはずの財産であります。

タマちゃんとリツカの作っていたチョコは男連中全員への義理チョコでしたというオチが付いてチャンチャン。それでも嬉しさ半分の「ふたりで食べないか」というツバサのアプローチに対し「みんなで食べましょ」というリツカのレスポンスがつれないですな。ことリツカがらみの展開になると、メンバー随一のイケメンであるツバサが、モテね系男視聴者としても可愛く見えますですよ(笑)。
最後に、素直にミエ先生に祝福の言葉を笑顔で贈るタツヤという画はこの番組らしい爽やかな締め方。考えてみりゃ今回、失恋による気力喪失→叱咤による奮起→現場での皆の認める奮闘→振られた相手への純粋な幸福を願っての祝福と、いつに増してタツヤが主役らしいイベントを踏んでたんじゃねえか。主人公の成長物要素を忘れない番組の律儀さになにげに感心であります。

トミカヒーロー レスキューファイアー 第44話「着装せよ、ダブル1! 友情の新レスキュー合体」

 2010-03-02
数多の超災害を爆鎮してきた伝説の英雄、レスキューフォースR1=轟輝、堂々の帰還! タツヤという後輩を従える身になったとはいえ、演じる猪塚健太自身に1年間主役をやり遂げたという自信と存在感がみなぎっていて、新人隊員として活動を開始した2年前を思い起こせばいい面構えになったなあとしみじみ。
中型レスキュービークルのカスタム化のため一時帰国した輝、さっそくそれを整備した大恩ある佐伯さんをヨーロッパへお持ち帰り宣言。そうはさせじと立ち塞がるタツヤと佐伯さんを取り合っての激しい三角関係勃発。我らがヒロイン佐伯さんは果たしてどちらを選ぶのか? そんな韓ドラ展開は置いとして、輝がタツヤを伴い赴くのは、レスキューフォースの活動に興味を持ってくれた子供たちが待つ山村の小学校。

思えば度々都心山村を問わずあちこちの小学校の防災キャンペーンに飛び回っていたというのがレスキューフォースの印象深い活動のひとつ。トミカヒーローシリーズの主役には、子供を前にした笑顔が映える若手が選ばれてきたのだなあとも思えますです。
そしてその山村にて、今回も活動を開始するジャカエンと、その悪事の舞台となる崩壊寸前の廃工場に面白半分で潜り込んだDQNカップルを連れ戻すために赴く輝とタツヤ。工場のタンクに残っていた汚水を毒液に変えて村に流し込もうという今回の企ては超火災というよりは超災害寄りというか、いっそのこと毒液でなく発火性液体を流して村を全焼させようとか、「火」に絡む悪事を起こさせたほうがそれっぽいのになあ。
ジャカエンのために崩壊していく廃工場の中、鉄骨に足を挟まれたDQN男を救助するため、協力し命懸けの現場に挑む二人。たとえ馬鹿者が自業自得の行いの果てに勝手に死に掛かっている状況としても、救いを求め悲鳴を上げる要救助者の命は決して見捨てない。それこそ原初たる“1”から新たなる“1”へ受け継がれた、人命救助を己が使命としたレスキュー隊員としての誓い。視聴者の胸に残る、人命救助の意志の尊さをきちんと描くシーンがあってのトミカヒーローシリーズと切に思いますです。

なお村に危機が迫る中、共に着装し人知を超えた超災害に挑むR1マックスとファイアー1X、二人の“1”。並び立ち手を取り合い共に戦う新旧ヒーローの共闘は、それこそ特撮ヒーロー物をこよなく愛する視聴者にとって胸熱くする絶対の不文律にして最高の要素。
ウカエンとサカエンの合体した巨大火炎魔人に対抗するため、R1マックスの指令を受けてファイアードラゴンの元に駆けつけるカスタムビークル。そしてカスタムビークルとファイアードラゴンの合体にて誕生する、レスキューフォースとレスキューファイアー、レスキュー魂の敬称を意味するがごとくの新合体ケルベロスドラゴン! ええ旧レスキューフォース玩具とレスキューファイアー玩具の合体ジョイントは規格が同じだからこんな合体も出来ますよって見事な販促(苦笑)。しかしクレーンだのショベルカーのショベルだので巨大怪獣と格闘戦を演じるってのがまさにこのシリーズならではであります。

手を取り合ったダブル1のコンビネーションと新旧チームの魂継承合体ケルベロスドラゴンの前に爆鎮できぬ災害なし。新旧ヒーロー共闘というサービス編の締めは、タツヤの成長を認め、日本を託す輝というなんとも眩しい画。嗚呼、こういうのはまさに世界観を統一して連続するシリーズならではの醍醐味であります。この後待ち受ける最終決戦にもやはり輝の再登場の用意がされてますかね。
次回、予告からして間違いなくギャグ回になるはずのバレンタイン編。すっかり番組の空気に染まったツバサの奮闘ぶりがある意味見もの(wktk)。

トミカヒーロー レスキューファイアー 第43話「大河隊長、故郷へ帰る!?」

 2010-02-20
大河隊長北へ還れ。ヒーローの関係者の出身地が北海道の牧場ってのは何のテンプレギャグなんだろうなあ。
遂に一大決心、番組開始当初以来のタマちゃんへの想いを込めてプロポーズのユウマながら、当のタマちゃんは目前の食事に夢中で聞いちゃいねえ。泣きじゃくるユウマを励ます姿もなんて男らしい大河隊長ながら、その大河隊長に故郷に帰ってきてほしいと、季節外れのカウガールたる妹登場。

大河隊長の妹役グラビアアイドル岡あゆみのカウガールスタイルも眩しく、ついでに何故かレスキューフォースR1・輝も日本へ帰国となんだか大河隊長後任疑惑。そんな折にジャカエン側は今日も元気に街で放火テロだ!
第1話登場の火炎魔人バイクエン、徒党を組んで街中で大暴れ。街中で暴れ回る火ダルマ暴走族ってのは普通に都市を狙ったテロでは有能すぎる凶器というか、出動するレスキューファイアーながら、ジョウカエンのためにQスケとも分断され、隊長の妹共々崩れ落ちた地下に閉じ込められてしまうタツヤ。

バイクエン及び戦闘員軍団に手を焼く他のメンバーが救助に向かえぬ緊急事態、ついに隊長、自ら出場! 専用のファイアースーツを持たない身ながら、真正面からジョウカエンと対峙し一歩も引かないレスキュー魂。そのルーツは、昔、小学校の飼育小屋の火事のため、妹が可愛がっていたウサギが死にその際に見た妹の悲しむ姿。
かけがえのない命が失われ、その喪失が他の誰かの悲しみと涙を誘う。命の尊さを、重さを知り、もう決して妹に悲しい顔をさせないという誓いこそ、大河少年に刻まれたレスキュー魂の根源。その命の価値を蔑ろにするジャカエンなどに、幼き日の誓いが決して屈することなどない。
そして――その大河隊長の言葉を奇麗事と、激しい憎悪を露にするジョウカエン。「貴様ら人間は、奇麗事を並べてすぐに裏切る…」。その憎悪は、これまで劇中で見せていた狂気とも異なる激しい怒り。
今回、レスキューファイアーを率いる隊長のルーツを語る話であるとともに、ジョウカエンの人間への憎悪、その理由に踏み込んできた話とすれば…意外と重要なエピソードに数えられるのかもしれませんが。

駆けつけた輝=R1に救助され、Qスケと共に現場復帰するタツヤ=ファイアー1X。巨大バイクエンに跨る巨大ウカエンに対抗するため、レスキューキング、ガイアレオンに跨っての巨大騎馬戦!
嗚呼っ、クリスマス商戦が終わったからって、玩具の仕様で出来ない真似で(レスキューキングの脚の間接的に考えて)しかもカッコエエなんてズルいぞ(泣笑)! この番組、毎度のことながら本当に巨大戦での殺陣のアイデアとイキの良さが輝いてますですよ。
巨大火炎魔人はレスキューキングとガイアレオンのダブルファイナルレスキューにて爆鎮。隊長の妹、タツヤにデレてタツヤを北海道へ連行宣言。隊長もあっさり「タツヤ、妹と牧場を頼む」と、やったぜお兄さん公認だ! タツヤ、グラビアアイドルの嫁と再就職先を手に入れて絵に描いたようなめでたしめでたしエンド(笑)。
次回、そのタツヤと輝、新旧ダブル1活躍編! 次回の舞台が田舎の小学校ってあたり、なんか俄然トミカヒーローシリーズの活躍の場に相応しいとも思えますです。

トミカヒーロー レスキューファイアー 第42話「生きていたジョウカエン 名古屋城、天守閣の決闘」

 2010-02-15
名古屋編完結。3週に渡って、年が明けたばかりなのにまるで真夏にロケをしたかのように(苦笑)暑さが収まらない名古屋。次々と名古屋市民の皆さんが熱中症で倒れる中、名古屋市消防局に協力してレスキューファイアーも市民の皆さんの救助のために出場! いやあ、名古屋市内を一般の消防車両と併走するファイアードラゴンとかのCGワークが相変わらずイイ仕事。ことCGによる車両・メカニック等を実景に溶け込ませるという技術においては、トミカヒーローシリーズは間違いなくひとつの完成系を提示してますです。

タツヤが出会う、父親が消防士として現在名古屋市民の救命に駆け回っているため、一緒に名古屋城に出かける約束を果たせず拗ねている少年。
佐藤ひろみちお兄さん博士が発見する、名古屋ドームの地下に第三の青き珠が埋められている可能性。
イロイロとドラマを盛り上げるための要素が積み重なる中、名古屋の異常高温の原因として、ついに復活するジョウカエン! そしてその手には、まんまと手に入れた第三の青き珠…!

ジョウカエンによって火炎魔人化した名古屋城のシャチホコが、まさにその名古屋城に巻き起こす超火災。名古屋編最終決戦の地が、名古屋市消防局総協力による名古屋城大ロケというのもまたえらくスケールでかいな。
火炎魔人はグレートワイバーンGXで蹴散らし、そして名古屋城天守閣でのファイアー1X対ジョウカエンの一騎打ち! いやあ、大天守の屋根から尾根へと渡るこの一騎打ち、合成とわかっていても不自然さを感じさせない映像のダイナミックさが本当にあらゆる意味でとてつもない…。後年番組のアクションシーンを代表するシーンとして残るのかも。
危機に陥るファイアー1Xを救うため、ジョウカエンを急襲する消防隊からの高圧放水。怒り狂い、消防隊を襲おうとするジョウカエンの前に立ち塞がるファイアー1X。
ファイアー1Xの奮闘を貴様では自分に勝てないと嘲笑するジョウカエン。だが、ジョウカエンの相手はファイアー1Xだけではない。
「俺だけじゃない…俺たちだ!」
ファイアー1Xの後ろに並ぶ、ファイアー1Xにとっては人々を守る尊い誓いを共にした仲間たち。ジョウカエンにとって、戦う力を持たない消防隊など取るに足らない存在に過ぎなくとも、番組において「レスキュー魂」と呼ばれる、消防隊員ひとりひとりの、人々を災害から守る誇り高き意志を挫くことは決して出来ない。
消防隊員たちと共に並ぶファイアー1Xという画が、レスキューファイアーが基本消防隊員の延長線上にいるヒーローであることが最大限に生きる気高き団結の様。ジョウカエンを吹き飛ばす一撃として放たれるのが、エクスバッシャーの玩具の仕様でもある放水銃モードによる超高圧水流というのもなんとも象徴的であります。

多くの人々を火災から守るため、そして息子との約束の場所・名古屋城を守るために奮闘する消防士の父の姿を目の当たりにする親子ドラマ。
救命の志を共にする人々の団結の様といい、今回、名古屋ロケという大スケール編以上に改めて番組テーマが大きくクローズアップされたのも好感。
かくしてレスキューファイアー、名古屋市消防局とSKE48、河村たかし市長の礼の言葉を背に帰還。次回からまた番組が通常構成に戻るという意味、事実上第4クールのスタートは次回からということになりますかね。
いよいよ番組の締めとなる時期に突入ということで、救命のテーマを綺麗に総括したクライマックスが描かれることを期待しておりますです。

トミカヒーロー レスキューファイアー 第41話「コアラを救え!レスキュー魂ときしめん魂」

 2010-02-05
名古屋開府400年を記念し、三幹部が記念イベントのゆるキャラを勤めたり東山動物園のコアラが火炎魔人になったりファイアー1が名古屋を中心に活動するAKB48の派生ユニットSKE48の応援を受けたりする話。あと名古屋市消防局のイケメンレスキュー隊員、河合龍之介がタマちゃんの幼なじみと知ってユウマがショックを受ける話。

レスキューファイアーは今週も元気に製作局テレビ愛知のお膝元名古屋で大活躍だ! 相変わらず年が明けても、まるで夏に撮影したみたいに名古屋の異常高温は続き(苦笑)、その原因と思われる三幹部は名古屋開府400年イベントでゆるキャラたちに混じって開府400年バンザイ。嗚呼、この呑気さあってのトミカヒーローシリーズだわなあ。
一方レスキューファイアーは名古屋市消防局のヘリを使っての高所救助訓練を見学中。これも消防の皆さんの撮影協力あっての画というか、こういうのを見て視聴者の子供さんが興味を持ってくれたりしたらなんとなく微笑ましいな。河合龍之介語るところによると、名古屋市消防局レスキュー隊員の制服の白いラインは、隊員達の不屈の救命の意思を表す、コシがあってなかなか切れないきしめんをモチーフとした“きしめん魂” の象徴。ほんまかいなと思いつつも、河合龍之介とファイアー2の共闘シーンにてレスキュー魂ときしめん魂が共鳴して燃え上がるあたり、レスキューファイアーに劣らぬ河合龍之介の人命救助への使命感の描写があってなんともイイ説得力を発揮しております。

タツヤ、ユウマ、リツカの三人が河合龍之介に連れられ赴いたお勧めの店は、特に必然的理由はないけどタマちゃんの実家。タマちゃんとイケメン河合龍之介の仲良しぶりにめっちゃショックのユウマというか、いや客観的にレスキューファイアー隊員として決して河合龍之介に劣らないレスキュー隊員のはずなのに、でも自分よりイケメンに対しては対抗心よりコンプレックスが先立つのが男の性。
またその一方、そんな設定すっかり忘れていたけど動物系火炎魔人を作る役割として動物大好きのサカエン、東山動物園でコアラにラブコールするも、大勢の観客に阻まれあえなく無視。自分に振り向かない奴なんか! とかなり一方的な理由でコアラ、今週の火炎魔人化。嗚呼、この火炎魔人誕生のシチュエーションもなんだか久しぶりだわなあ。

発生した超火災のせいで逃げ遅れた親子は、ユウマと河合龍之介の共鳴するレスキュー魂ときしめん魂の連携で見事救助。そして火炎魔人化したコアラは、リツカと飼育係のおじさんによるレスキューメガホーンからの呼びかけを受けて無事に火炎魔人から分離。そういやなにげに初めての描写ながら…火炎魔人の触れた物体は当然超火災の炎で燃え上がってしまうというか、コアラを救おうと抱きしめたレスキューキングが炎に包まれてしまうあたりは割とショッキング。

かくして今回の火炎魔人も爆鎮完了。共にレスキューに当たった河合龍之介の勇敢なるきしめん魂を前に、男として潔く負けを認めユウマ、タマちゃんを託そうとするものの、実は河合龍之介は妻子持ちでしたというオチ。
エピソード自体は、三幹部のしょーもない理由で誕生する火炎魔人だの要救助者に救助の声と約束を届けるレスキューメガホーンだのなんとも番組初期のノリ。まあ撮影時期の関係もあるんでしょうけど、本当にジョウカエンが番組の空気に緊張感を与えるキャラだったというのが判りやすいです。
次回、そのジョウカエン復活。予告でのファイアー1Xとの名古屋城決戦のカットからしてかなりとてつもなさそうな感じなんですけど。

トミカヒーロー レスキューファイアー 第40話「名古屋シティで超火災? レスキューファイアー、緊急出場」

 2010-01-30
番組の制作がテレビ愛知ということで、レスキューファイアー名古屋でロケ編。
年が明けたばっかりなのに、突然撮影時期の都合で(笑)猛暑の気候になってしまった名古屋に超火災の危険を察知し、レスキューファイアー名古屋へ全員出張。果たして名古屋では三幹部が名古屋港水族館でハシャギまくり中ながら、実は単に小うるさい上司(ジョウカエン)文字通り首を飛ばされバンザイ慰安旅行の真っ最中。
そして、テレビに映ったお天気お姉さん小林あずさ元アナ(子連れ)を目の当たりに突然愛に目覚めたウカエン、小林元アナにモーレツラァヴアタァック開始。つかトミカヒーローシリーズって、お天気お姉さんがロクでもない目に合う話多すぎやん。

今回、他ゲストに小悪魔系モデル桃華絵里や前作「レスキューフォース」にも客演した河合龍之介登場。何より名古屋市消防局全面協力となんとも並々ならぬ撮影体制。
ひとの迷惑かえりみず、小林元アナによる南極観測船ふじからの生中継中にプロポーズのためにやってきましたウカエン。子供と一緒に逃げる小林元アナを追い掛け回しての「結婚してください!」ながら、あえなく「ごめんなさい」は流石に独身男視聴者として同情100%MAXであります。
とりあえず一般市民が危険に晒されている以上レスキューファイアー出場、真っ先に駆けつけたツバサを普通にかっこいいお兄さんとして、小林元アナの子供が「パパになるならファイアー4がいい!」と断言するあたりの残酷さ。がんばれウカエン! 立ち上がれウカエン! お年頃の独身男性視聴者全員がお前の味方だ(涙)! つか今回、別に名古屋ロケ編を意識した訳でもない脚本を名古屋ロケに合わせやがったな絶対(笑)。

恋敵であるファイアー4そしてファイアー1Xの連携にコテンのパーにされ、フラれた男の怒りの炎が火炎魔人化して爆発だ! 自ら火炎魔人となって超火災を巻き起こしつつ暴れるウカエンのため、名古屋港ポートビルの屋上に取り残され危機に陥る小林元アナ親子。すぐ付近でウカエンが暴れ回っているため、救助に近付けないレスキューファイアーを支援し、二人をはしご車にて救助するのは名古屋市消防局ハイパーレスキュー隊員・河合龍之介。
これまでの火炎魔人爆鎮に際しても、こうしてレスキューファイアーの後方にて一般の消防隊員やハイパーレスキュー隊員たちが陰ながら多くの人々の命を救ってきたのだなと脳内でその活躍を補完しつつ、河合龍之介、前作ではイヤミ男役だったのが今回は普通にイケメンですよ。予告では次回のメインになるらしいけど、今回のイケメンぶりに比例した爽やかな話になりますかね。

今週もあっさりレスキューファイアーに敗れ、もう恋なんかするものかと夕陽にバカヤローを叫ぶウカエン(涙)。ああ、とことん男涙に溢れた話だなあ。
悪の幹部が突然愛に目覚める展開として「時空戦士スピルバン」のデスゼロウ将軍を思い出しつつ、三幹部のキャラがこうして前面に立つ話も久々であります。まあそれだけジョウカエンがこの連中を喰いまくっていたインパクトに満ち満ちたキャラでもあったんですが。
今回のジャカエンによるモーレツラァヴアタァック作戦は爆鎮したものの、正月明けの名古屋の異常気象の原因は謎のまま。続く名古屋ロケ編でその謎が明かされるはずというか、ドンカエン復活の兆候とかに話をつなげるんですかね? 復活後の、おそらく声優変更が…残念ではあるのですが。

桃華絵里ブログ↓ トミカ好きの自分の子供にサプライズとして内緒で撮影に臨んだとのコトで、微笑ましいなあ(ニッコリ)。
http://ameblo.jp/momokaeri/entry-10429887084.html

トミカヒーロー レスキューファイアー 第39話「特別訓練 チームワークでひとつになれ!」

 2010-01-23
タイアップ! テレビ番組と大企業の連合! 今時のテレビ番組(特に安っぽいバラエティ)が喉から手が出るほど欲しがってるタイアップということで、レスキューファイアー、今回はROUND1で発生した超火災を爆鎮…でなく、普通にROUND1で30分遊び尽くし。
http://www.round1.co.jp/company/building/keikaku.html

ROUND1はスポーツからリラクゼーションまで楽しめる複合アミューズメント施設。ボーリング場からゲームコーナー、カラオケもダーツも楽しめて全国展開。おらが県にも1店あるぞ、さあみんなで楽しくスポーツエンターテインメント。こんだけ宣伝すりゃ本当でなんかもらえるかも(卑笑)。
大河隊長がレスキューファイアーの連中をここに連れてきたのは、ジョウカエンとの決戦に勝利したメンバーに対する慰労。そして同時にトミカヒーロー名物、1クールごとの総集編を果たすため(笑)。
エクスドラゴンにガイアレオン、エクスバッシャーといった新戦力のイッキ紹介と新レスキュー合体も怒涛の連発。ああ、エクスドラゴンロボのファイナルレスキュー、初登場以来久々に見たわ。こうして装備をイッキ見すると、こいつらのどこに消防としての装備があると(なにをいまさら)?

一応数少ないドラマ部分として、初顔合わせの頃から信じられないぐらいタツヤに対して人間丸くなってるリツカ。あるいは一番すぐ側で、タツヤの苦闘と成長の様を見届けてきた人物として、そして自分自身も数多の現場に接した苦闘の経験からして、他者を労わる心の余裕を得たのかも。
「頼りにしてるんだからね」の台詞は、自分にも他者にも厳しい人間だったリツカをして、暴走気味の新米隊員だったタツヤの成長を認めた何よりの証。そんなタツヤとリツカがなんだかいい雰囲気になってきたところに、全速力でその間に割り込んでくるツバサ。こいつはこいつで人間丸くなったどころか、ギャグキャラ(いじられキャラ)としての側面も目立ってきたなあ。

ROUND1で思いっきり羽を伸ばしての締めは、大河隊長を監督としたレスキューファイアーメンバーによるフットサル対決。かつて、スカイチームが参入してきた頃に同じく合同訓練の一環として行われたフットサルの試合では、ものの見事にチームワークのバラバラさを見せ付けてしまった5人。しかし多くの現場にて、苦闘と経験を重ね、救命の思いをひとつに多くの人々の命を救ってきた今の5人のチームワークは無敵。
かつての、ちょっとした展開としてのフットサルの決着をきっちり着けた脚本が心憎いですなあ。メンバーの結束も新たに、そして無事タイアップも成し遂げ番組第3クール終了。次回、いよいよ名古屋ロケ編。

今までの感想↓
http://yaplog.jp/x3318jp/category_72/
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事業部長わたなべ

Author:事業部長わたなべ
北国に蠢く黒い影。心に星を持つ男。
模型HP「豪雪地帯酒店・第二事業部」やってます。
http://www.geocities.jp/x3318jp/

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