ひだまりスケッチ×ハニカム 第12話「12月31日~1月1日 ゆく年くる年」

 2013-01-13
4期最終回。
さすがに長年続くコンテンツというのもあって、1期、2期の頃に見えた冒険的な演出はなりを潜めある意味惰性的なシーズンではあったんですが、実は今期、むしろ強調されていたのはいよいよ卒業・進学を控えた3年生組の存在感とも言えて。

大晦日、年の瀬まで講習でひだまり荘に残っている沙英さんヒロさんと、誰ともなく共に過ごしたいとばかり、住人全員がひだまり荘に残っての年越し。つか大晦日になってからやっと年賀状書いてるなずな…それ絶対翌日(元日)配達になりませんから(汗)。なずなが製作断念した年賀スタンプセットから、あっという間に凝りすぎのスタンプ作ってしまう宮ちゃん、例によって器用ってレベルじゃねえ!
例によって銭湯でまったり過ごし(公共の場でまっぱで逆立ちは、健康的ではあるけど流石にやめましょう)、大家さんから年越しソバのおすそ分けを頂きつつ、沙英さんとヒロさんの帰宅を待ってひだまり荘みんな揃っての年越し開始――。

講習疲れの3年生コンビがコタツで寝てる間に、1、2年メンバー、ひと足先に初詣。おみくじで互いに「超吉」と「大凶」というレアカードを引き当ててしまう宮ちゃんとゆのはやっぱりある意味選ばれた二人。
薄雪舞う神社の境内、絵馬に描く願いはもちろん沙英さんとヒロさんの合格祈願。

もし、5期がまた続くとしたら間違いなく描かれるのは3年生組ふたりの卒業――。たとえ二人がひだまり荘から去るその日が近付いているとしても、二人の努力が実を結ぶ春を願って、その日を祝福するための祈りをしたためる。
この6人が描く、六角形の綺麗な形――六人の関係がずっと描かれ続けてきたというのもあって、この形が変わってしまう日が否応なく近付いているというのは…視聴者としても、原作読者としても寂しいところ。

自身も同じく受験生の身でありつつ、沙英さんの合格祈願も共に絵馬にしたためる夏目さんがなんていじらしいなんて可愛い過ぎ。ゆのたちに遅れて合流の沙英さんヒロさんコンビと、沙英さんが付近にいると知って慌てて探す夏目さん。
いやあ、今期は終盤で一気に夏目さん成分の補給来たなあ。なんか夏目さんがきちんと沙英さんあとひだまり荘一同と合流できたのが見ていて我がことのように嬉しいです(微笑)。
最終回らしく、校長先生と吉野屋先生も交えて新年のご来光を仰ぎ、ひだまり荘へと帰っていく住人一同。宮ちゃんの寝床に忍び込む猫は、いつか、宮ちゃんに一宿一飯の義理に預かったあの時の猫かと思ってみるとちょっと微笑ましい。
新年の一番湯に浸かって、ゆのの願いはもちろん、今年もいい年でありますように。もちろん、視聴者の願いも、3年生組の花開く春が描かれるであろう5期に続きますように――。
アニメ放映だけで言えばとうとう5年越しという大台に乗る長期シリーズとなり、原作の枠から大きく冒険するような展開も見られなくなりましたが、願わくばまた、ゆのの成長譚に重きを置いた演出も堪能したいと希望。そうした意味原作後追いばかりにならなくてもいいので、またじっくりと作られ続けてほしいシリーズであります。
大きな展開が待っているであろうこの後の展開に続く、繋ぎ的なエピソードで埋めた感もある4期でしたが、やはりひだまりスケッチを見る時間はなんとも幸福な時間だったです。
スポンサーサイト

ひだまりスケッチ×ハニカム 第11話「12月22日 お姉ちゃんだったのですね」/「12月21日~24日 うろおぼえうた」

 2013-01-06
ゆのと宮ちゃんそのたお友達二人、吉野屋先生んちで本のお片付けのお手伝い。中に入るのに、カメラ付きケータイ回収に「中で見たもの他言無用」の誓約書。そうしてまで守らなければならない嫁入り前のお嬢さん(既婚者の弟と小学生ぐらいの甥っ子あり)のプライベートむしろ知りたい!
吉野屋先生のお願いは、学校に寄贈する自分所有の美術書の整理。部屋に積み上がる本の塔に何気に既視感とシンパシーを覚える倉庫部屋住民視聴者すんまそん。
この本の塔は、すべて吉野屋先生が熟読した吉野屋先生にとっての(本人曰く)魂の一部。その本の分量分すべてが、吉野屋先生にとっての人生を充実させてきた知識であると共に、受け持つ教え子たちに伝えていく美術を志すものたちに必要な教え。
膨大な知識に裏付けされた教師としての資質と、そして家族、生徒といった自分の身内に対する心配り。吉野屋先生弟(子持ち)が語る、幼少時の、家族のために泣いたという吉野屋先生のエピソードが本当に彼女本人の心根を良く現しているですよ。どんなに素行に問題があろうと、やっぱり吉野屋先生、生徒に愛されるいい先生であります。
だけど、目覚ましに録音されてるメッセージは確かに誓約書にサインしたとおり他言無用というか…この甘い甘~い目覚ましメッセージが収録された目覚まし時計、キャラグッズとしてプリーズ! 諭吉1枚までなら出すぞ!

そしてひだまり荘恒例のクリスマスパーティー。今年は沙英さんのお誘いで、いいツンデレこと夏目さんも参加…すんまそん夏目さん本人以上に視聴者の自分が「ヤッターーー!」な展開なんですが(嬉)。
一度SPでの焼肉パーティーに参加してるだけあって、ひだまり荘住民にとっては既に顔見知り状態の夏目さん。結構本人曰く人見知りという性質の夏目さんながら(それゆえのツンデレ気質か…)、そんな本人の逡巡も性格も構うことなく溶け込めてしまう、かしましくも賑やかなひだまり荘クリスマス。

夏目さんにとって、サプライズな楽しい時間と、そしてふと口を滑らせたことで知られてしまう沙英さんの小説の愛読者だったという事実。
きっと沙英さん本人にとっても、自分の小説をきちんと読み込んでくれている読者との始めての出会いだったはずというか、自室に戻っての、自分が愛読者だったことを沙英さんに知られてジタバタ身悶えする夏目さんが可愛い過ぎるというか…ええいなんなんだ今回のあまりに見てて幸福すぎる展開は!
嗚呼っ、この二人の、ツンデレの壁に阻まれつつ夏目さん側から壁がとろとろ甘く蕩けていく関係がやたら好きだ…。夏目さん主役話って、むしろ見ている視聴者が身悶えしながら見てしまいますな。おっさん視聴者が身悶えしながらアニメ見てる光景すんまそん。

多少ピントはズレてても、生徒のためを思って泣くことの出来る先生。
ちょっと人見知りで言葉遣いはツンケンながらも、自分の小説をきちんと読み込んで応援してくれていた友達。
ひだまり荘の周りに、その住民たちのかしましさに惹かれるように自然に集まっていく心やさしき人々。物語世界が幸福なのは、ひだまり荘の住民たち以外にもきちんと脇の人物たちが魅力的だからというのがまじまじと感じられた回だったです。
また幸福な時間をもらえた四期も、次回、やはりというか大晦日の日を持って最終回…。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第10話「12月2日 学べる雪合戦」/「12月15日 ひだまり応援団」

 2012-12-25
一晩中雪が降った寒い朝、ひだまり荘の庭先積雪5センチあまり…。一晩中降ってもこれしか積もらんのかい(泣)! BS-TBSでの視聴として、放送日の夜はBSアンテナに雪積もらないよう祈ってるしかない雪国もんの俺なんか畜生俺なんか!

除雪の労を知らない子供たちにとって降雪は心ときめく一大イベント。ゆのと宮ちゃん、雪合戦やろうと学校で盛り上がるも今は試験前期間。校長先生にお咎め受けて、とっさの言い訳がサブタイどおりの学べる雪合戦。てか結局雪合戦で遊んでるだけにしか見えないわなあ。たとえ校長先生に言い訳を取り繕うとも、雪と戯れる魅力には抗えない都会っ子ふたり。

乃莉のひと言で、自分たちが親から援助を受けて希望通りひとり暮らしで学校に通ってる身であることを思い出した2年生コンビ、穴があったら入るための穴を掘りつつ、大慌てで試験勉強モードへ。
都会っ子の雪遊びへの誘惑、成績という現実の前に絶たれる。1年生組、2年生組、そして3年生組と各々コンビを組んでの試験勉強。二つの点と点が辺を作り、3本の辺が三方に等間隔に並んで、それぞれがまた線で繋がって六角形(ハニカム)を形作る。なんという、綺麗なバランスを組んで成り立つひだまり荘の住人構成。
沙英さんがしみじみ思う、そんな綺麗な形を作れるみんながこの1件のアパートに集った不思議。だけど、その六角形の一角がもうすぐここを去り行く日は確実に近付いていて…。

Bパート、沙英さんの妹の智花、ご両親からのメッセージを携えて久々にひだまり荘に訪れる。原作とのある意味最大の差異として、アニメが出自ともいえるキャラクターである智花、ゆののメル友にして、同い年である1年生コンビにとっても大切な友人、そしてひだまり荘住人全員にとっての家族の一員。原作エピソードでは結局ひだまり荘の住人と一切出会うことなく沙英さんに用件を伝えて去っていくだけの智花、アニメでの住人総出の歓待ぶりを見るに温度差が激しすぎるですよ。

智花の用件は、もちろん沙英さんの志望大学にまつわる進路について。家族に対して気を使っているのではないかと思われてた沙英さんの進路と、やはり同じ姉妹で自分ばかりが親元から離れて好き勝手しているのをなんとなく妹に対して後ろめたく思っていた沙英さん。だけど、沙英さんが知るのは、きちんと才能を伸ばしている姉をきちんと認め応援していた智花の気持ち。
智花が、ひだまり荘の一員も同然の扱いを受けているのは何も沙英さんの妹だからというばかりでなく、きちんと「自分の家族を、思いやれる気持ちの持ち主」だから故。

久々にひだまり荘を訪れた智花を囲んでの餃子パーティーと、否がおうにも、来年で沙英さんとヒロさんがひだまり荘を去ることが暗示されたがゆえのしんみりとした空気。それは寂しいことではない、新たな未来へ進むという祝福すべきこと。沙英さんとヒロさんの受験への応援団長を買って出る宮ちゃんが、こういうとき本当にみんなの気持ちを前向きに変えるのに率先してくれてるなあ。

なにげに劇中の時間は既に12月。予告でどうやらクリスマスパーティーの話も入るみたいなのでひと安心というか、やっぱり今期も大晦日あたりの1日が最終回になりますかね。
本当、沙英さんとヒロさんの巣立ちが描かれる5期がまた必ず作られることを期待したいところであります。ひだまりスケッチという作品は、誰にとっても理想的な最終回で締められてほしい作品と思えますので。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第9話「11月10日 ほほえみがえし」

 2012-12-16
大家さんがひだまり荘に人生ゲームを持ち込んでの、ひだまり荘全住民による一大ボードゲーム大会。
そのままでは面白くないから、全員一丸となってボードにオリジナルマスを作ったりしてひだまり荘オリジナル人生ゲームを作る。思い起こせば、みんな揃っての共同制作作業は去年の夏休み、ひだまり荘の看板を作って以来…。「なんだか遠い昔のように感じる」って台詞、ええそりゃもう実際のアニメの放映開始から5年ですから(汗)。

みんなで和気藹々の作業、精密なひだまり荘ミニチュアを作り上げてしまう宮ちゃん器用ってレベル超えてすげー。
みんなが描いていくオリジナルマスに描かれる悲喜こもごものイベントは、すべてひだまり荘のかしましく騒がしく、楽しくも幸福な思い出の数々が反映されたもの。
蝶になると思って芋虫育てていたら蛾になりました、あーあったあったw 過去フィルムが一切使われているわけでもないのに、過去にひだまり荘で起こった珍事に一大事の数々が視聴者としても思い浮かぶというか…。総集編でもないのに、過去の物語の幸福な光景が、視聴者の脳裏にリフレインしていく不思議。

今回のサブタイを聞いてすぐ連想するのは、もちろんキャンディーズのラストシングルである「微笑がえし」。
楽しかった思い出を振りえっていくという歌詞は本当に今回の内容とシンクロするものではあるんだけれど、この曲のラストにあるのは、思い出を重ねたあとに来る別れの寂しさ。
今回、沙英さんとヒロさんがこの人生ゲーム大会に参加する理由は「受験勉強の息抜き」。本当に、もうこれから来る冬を越して春が来れば待っている――二人の卒業という別れの時。
それを思ってしまうと、なぜだか、過去を振り返るという今回の内容がとてつもなく寂しいものに感じられてしまうのですが…。

もちろん冗談マスも用意されてるというか、語尾に「ニャン」と付けて喋らなければならなくなった沙英さんに対し、妹である智花と電話をつなぐという周到ぶりヒデェw あ、何気に智花の今期初登場じゃないですか。
まがりなりにも年長者として人生の疲れを口にし、「でもまだ若いじゃないですか!」とゆのの必死の説得を受ける大家さん。嗚呼、ゆのさんの若さゆえに社会に対する恐れを知らぬ純粋な輝きが眩しすぎるよ…。何気な疑問として湧き上がる大家さんの職業の謎。いやそれはたぶん原作者であるうめてんてーしか知らない。大家さんのコケティッシュなてへぺろは、なんか壁紙にしちまいたいわ。

ひだまり荘一同にとっての楽しい休日の終了。そして受験勉強へと戻る沙英さんとヒロさん。着実に、ひだまり荘に別れの時間は迫っている。
次回、時間が飛んで12月。えーと…まさか今期のうちに卒業式が描かれたりは…しないよね?

ひだまりスケッチ×ハニカム 第8話「10月11日、10月30日 恐怖!やまぶき祭」/「11月3日 怪奇!やまぶき祭」

 2012-12-09
いよいよ学園物アニメの華、文化祭。
雨上がりの朝、ゆのの部屋のベランダに蜘蛛が蜘蛛の巣アートを描いたその日、ゆのと宮ちゃんのクラスの出し物はめでたくお化け屋敷。仮装行列やメイド喫茶を企て我が意を通そうとした吉野屋先生執念の投票工作、生徒たちの良心の前に不発(そりゃそうだ)!

もちろん、ゆのにとってもうひとつの文化祭の楽しみは、自分の描いた表紙イラストが採用されたパンフレット。わざわざ何度も並び直して複数パンフレットを貰うゆのさん、時々おばさんくさい行動はひとり暮らしから逞しく身に付いたものか?
しかし文化祭準備の最中、さすがにふざけ過ぎた宮ちゃん、バチって訳でもないが右手の指2本捻挫。責任感じて座敷わらしの格好のまま甲斐甲斐しく宮ちゃんをサポートして一緒に文化祭食べ歩きを楽しむゆのというか、沙英さんとヒロさんのクラスのうどん屋での豪快なうどんの食いっぷりといい、なんか久々に宮ちゃんの健康的な腹ペコキャラを堪能したなあ。宮ちゃんの口に食べ物を運ぶのを、シュレッダーに次々と紙を突っ込む楽しさとついつい思ってしまったゆのの気持ちがなんか判るわ(笑)。

なずなのクラスのバルーンルームに乃莉のクラスのウホッ、なアレンジ劇。ひだまり荘メンバーたちの仕事を堪能したゆのと宮ちゃん、いよいよみんなを自分たちのクラスのお化け屋敷にご案内。肝っ玉キャラの乃莉でさえ思わず涙ぐませる凝りようと、まるでB級ホラー映画のオチみたいな最後の一発にみんな絶叫というか、なんつーかこのお化け屋敷から巻き起こる絶叫はほとんどラストのアレで持ってってるような気がするなあ。

サプライズゲストとして、有沢さん、そしてゆの両親もご来校。思わぬ客人たちの登場がまた祭りのにぎやかさと楽しさに花を添えるというか、なんだかな、今回いつに増して番組を楽しく感じるのは、ゆのと宮ちゃんが「お祭り」を楽しんでいる様を、きちんと視聴者に共有させてるのが大きいんだわな。こんな楽しげな文化祭、近所の学校でやってるようなら行ってみたいってぐらいに。

お祭り終わって日が暮れて、待ち受けてるのは後夜祭のフォークダンス。祭りの後の寂しさという風情を描くことなく、最後まで楽しい雰囲気でエピソードを締めたのは好感。まあひだまりで後味寂しい話ってのもほぼないんですが。
ほくほく気分で風呂で疲れを取るゆのを待ち受けているのは、あの日、ゆのの部屋のベランダにアートを描いたと思われる蜘蛛。さすがに同じ表現者として最後のサプライズゲストを邪険に出来ないゆのというか、つか女子の部屋に蜘蛛が這ってるというのは普通に問題だろてのにもなんかホノボノ(苦笑)。
ゆの同様、今回の話の楽しさを噛み締めつつ、予告を信じるなら次回は人生ゲーム? 4期はまだ原作未読のエピソードが続々放映されてるから、いい意味で次回がどうなるか判らないというのもこれまた楽しみであります。


ひだまりスケッチ (7) (まんがタイムKRコミックス)ひだまりスケッチ (7) (まんがタイムKRコミックス)
(2012/12/19)
蒼樹 うめ

商品詳細を見る

ひだまりスケッチ×ハニカム 第7話「10月5日~6日 パンフコンペッペ」/「10月6日~8日 ひみつのデート」

 2012-12-02
ゆのさん世界デビューの巻そしてゆのさんデートするの巻。
今日の授業は文化祭のパンフレットの表紙イラストのコンペ。採用作品はもちろん学校のHPでも公開と、世界デビューのチャンス。まがりなりにも今時のJKでありながらネットにはとんと疎いゆのさん、宮ちゃんの言葉を真に受け奮起する。
悩んだ末に、自分自身の去年の文化祭の楽しかった思い出をデザインに起こしていくゆのと、だけど思い悩んでいるうちに迫る提出のタイムリミット。思い出すのは、去年の文化祭、せっかくの会心の出来となるはずだった掲出作品を時間切れのために未完成のまま発表することとなった苦い思い出…。
あんな悔しい思いはもういやだと、最後まであきらめない努力の末に、提出タイムリミットギリギリセーフのうえ作品完成。そんな過去の苦渋をバネにできる強さも、ゆのの確かな成長の証。

ゆのの作品が見事コンペにて抜擢された理由は、そんな本人の努力もさることながら、「文化祭の楽しかった思い出」を描いた素直な感性を評価されたがゆえ。その素直さは、ひだまり荘の住民たちと、若干過保護気味ながらもゆのを大事に育てたであろう両親から貰ったもの。今回、ゆのの大躍進を祝福するひだまり荘一同と共に、愛娘から電話を貰って嬉しさを爆発させるゆの父という描写があって、そんなゆのの幸福な環境が改めて伺えますです。
去年の雪辱を、最高の形で晴らしていよいよ世界デビュー(笑)を飾る鼻高々のゆのさん。そんなゆのの元に届く、卒業した先輩、有沢さんからの連絡。

かくしてBパート、ゆのさんおめかしして有沢さんとデート。「ちょっと大人っぽくなった」というのはそりゃゆのに対する最高の社交辞令なんだけど、Aパートでのゆのの確かな成長が表情に出ていた…としたら、視聴者としてもなんとなくニヤニヤ。
かつて卒業を前にナーバス気味になっていた有沢さんの、絵のモデルになったという二人の縁。ゆのとの出会いが幸運と自信を呼び込んだとばかり今は美大に進んだ有沢さん、とりとめもなくゆのと会話を弾ませる。
もう半年以上会ってなかった先輩と、そんな時間の空白など感じさせないぐらい楽しい時間が過ぎていく不思議。有沢さん曰く、どんなに距離を置こうと変わらない関係であり続けるのはきっと努力が必要。この有沢さんの台詞を鑑みるに…ああ、前回のヒロさんの苦悩ときちんとリンクしてるんだよ。

否応なく流れる時間が距離を変化させるとしても、互いの気持ちが通じ合っていれば関係は変わらない。そして、気持ちを通じ合わせるには互いに関係を保ちたいと願う努力が必要。
そんな有沢さんの言葉が、ヒロさんにとって欲していた答えになるというあたりの丁寧さが凄く良かった。有沢さんの言葉をゆのから聞かされたヒロさんの「ありがとう」がやたら染みて聞こえますですよ。

今日、出会えて嬉しかった素直な気持ちをメールで有沢さんに送るゆのと、ほぼ同時に届くやはり有沢さんからのメール。こんなやりとりの繰り返しが、きっと今後も二人の微笑ましい関係を繋いでいく。
前回の、ヒロさんの苦悩を通して物語全体に寂しい予感を漂わせての、今回有沢さんとの再会を通して「人の関係」が本人たちの気持ち次第で変わらない、というのが描かれたのが、改めての物語全体のいい希望になってましたです。ああ、ひだまりって本当に自分にとって心地いい作品であり続けるんだわなあ。
次回、文化系の学校としてのやまぶき高校最大のイベント、文化祭。はたして吉野屋先生待望のコスプレ展示達成なるか(笑)?

ひだまりスケッチ×ハニカム 第6話「9月25日 おしゃべりスケッチ」/「9月29日~30日 ヒロさん」

 2012-11-25
劇中ほぼコンビ扱いなのに、そういや二人きりでのディスカッションがあまり描かれてない気もするゆのと宮ちゃんの改めての掘り下げ編。今日の授業は自画像と自分の手をモチーフにしたスケッチ。自身の自画像を鏡もなくスラスラ描ける吉野屋先生は流石の才能。しかし「他の先生描いて」というリクエストに対し、どうでもいい他人の似顔絵はすこぶるどうでも良かった(泣)。

隣り合わせの席で、互いに課題をこなしながらもかしましくも話題が途絶えないゆのと宮ちゃん。改めて、ゆのが初めて知る宮ちゃんの中学時代のエピソードというか、アパートの隣人同士にしてひだまり荘に入居して初めて出来た友達という、すごく近い関係ながらも実は互いに知らないことも多かった二人。とりあえず、ゆのの口から初めて自身の容姿を褒められ、クラスメイト曰く「今まで見たことなかった顔をしていた」という宮ちゃんやべえ可愛すぎる。

今日のゆのさん、宮ちゃんと夜まで語り明かしたい気分で二人でパジャマパーティー。居住者数が偶数として、それぞれ学年ごとにコンビが出来てるひだまり荘住民として、やっぱりこの身長差コンビは見ててやたら微笑ましいよ。
それにしてもゆのさん、自分語りをすると、低身長ゆえの自虐的な話題しか出てこないのが嗚呼なんて不憫(笑)。

そしてちょっと長めのBパートはヒロさん葛藤編。誰よりも精神的にひだまり荘住民を導く大人びた役割でありつつ、進路指導の二者面談を控え、気付いてしまう自分自身が「卒業」という変化を誰よりも恐れていた事実。
ヒロさんの悩みの聞き手としての吉野屋先生、仮にも教職者として、ヒロさん本人が否がおうにも変化を受け入れなければならない現実を突きつける。その後の自分がヒロさんにきついこと言いすぎたかと悩んで涙するあたり、嗚呼、素行に問題はあっても吉野屋先生本当にいい先生ですよ。なんだかんだで校長先生が見捨てず、可愛がってる理由が判るわなあ。

吉野屋先生が見抜いたヒロさんの悩みの原因としての、現状維持のままでありたいという気持ち。だけど、可愛い教え子の前にせっかく輝かしい明日があるはずとして、後ろ向きのままなのは寂しすぎる。
そんな気持ちを持て余すヒロさんに、しっかり前を向かせて背中を押すのは親友としての沙英さんの役目。ヒロさんの苦悩を文字通り受け止め、自分たちが願う限り、たとえそれぞれの道に歩んだとしても、自分たち自身が変わることは決してないと諭す沙英さん。

今の居心地もよく暖かな環境があって、そこから先の見えない未来へ巣立つのは誰だって恐れること。だけど、自分たちが願う限り、自分の心の拠り所はいつだってそこにある。

そして吉野屋先生に手渡されるヒロさんの志望進路は、美大に進み美術教師の道を目指すというもの。
ヒロさんが、自分の未来に向かってきちんと一歩を踏み出す話として、改めて、沙英さんとヒロさんがひだまり荘にいられる時間がもう残り少ないことを示した話ではあるんだけれど、でもそれは寂しくはあっても絶対悲しくはないこと。
必ず描かれることとなるであろう、この二人のひだまり荘からの巣立ちが祝福されるべき形であってほしいですよ。
ひょっとしたらその瞬間が、ひだまりスケッチという物語のラストエピソードになるとしても。
次回、たぶん原作エピソードのゆのさん世界デビュー。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第5話「9月17日~19日 ナズナゴハン」/「9月28日 マヨナカノリスケ」

 2012-11-18
今期タイトルからして、現在のひだまりスケッチはハニカム=六角形、6人の物語。いまいちまだ存在感が溶け込んでいない1年生コンビの話。

Aパート、なずな、久々に娘に会いに来る両親に対しついつい「料理の基本を極めた」と見栄を張る。ああ、これは昔の映画とかドラマでよくあった、冴えない駄目っ子な脇役が田舎の親についつい東京で大成したって見栄を張っちゃったら、本当に親が上京しちゃって大慌てで仲間にウソを突き通す協力を要請するっていうアレだな。今回のなずなは「トラック野郎/突撃一番星」におけるせんだみつおの役回りな(笑)。
とりあえすゆのとヒロさんの協力を得て、なずな、唐揚げを中心に料理の練習スタート。ヒロさんの料理の手際が、まるでマジな料理アニメを見ているようだ…あー唐揚げ喰いてえ。
なずなの奮闘実って、どうにか形になる唐揚げ。しかしその影に大量の失敗作ありというのはお約束というか、最終的に宮ちゃんの部屋の冷蔵庫に納まることとなる唐揚げの山が(笑)。
ローソンで毎日Lチキを揚げてる店員が視聴者にいるとしたら、どんな気分で今回見れたんだろうなあ。

部屋に両親の来た日、案の定というか料理中のトラブルがあったけどひだまり荘メンバー一同の協力で無事解決。なずなの見栄と体裁は守られたと思いつつ、実は両親はそんな娘の見栄など見抜いてた…。こうとまで娘の力になってくれる友達がいることを心から嬉しく思うなずな両親だったと、嗚呼、実に見ていて安心する定番っぷり。しかし両親がなずなの見栄を見抜いた理由があまりにも可愛すぎてワロタw
ええ、定番ホームドラマのテンプレ展開を辿ろうとも、やっぱりひだまりはひだまりだったです。

Bパート、深夜に悪夢で目が覚めた乃莉と沙英さんの二人きりの深夜のお茶会。
ひだまり荘のみんなが寝静まった夜中でも、少女小説家として仕事の最中だった沙英さん。隣室のなずなの様子を心配して自室にご招待ってあたりはホントいい先輩。しかし、いまどき文章も手書き、辞書も文字通り分厚い本という作業環境に対して乃莉、ついついネットブックをステマ。おいおい…さすが現代っ子は違うな、マジパネェよ。これがデジタルな世界に生きるバーチャル世代、奴らにとってはすべてがゲーム感覚ということか。痛みを知らない子供達って奴だな…(笑)。
ジェネレーションギャップ(2学年しか違わないけど)による意見の相違も、あっさり互いの環境の良点を認め合うあたりはなにげにほっとするというか、そうだわなこういうディスカッションドラマでなんかほっこりした気分で見れるのがひだまりの空気感。
ひだまり荘メンバーの、擬似家族的な関係が成立しているが故の空気の居心地のよさが、この手の深夜アニメとしては異例の四期5年というロングランを経てファンに愛される理由であります。

翌朝、二人が仲良くソファーから目覚めたところを目撃してヒロさん(正妻)目がテン。なんだかな、百合百合した卑しさというより、父と子の腹を割って話し合った夜が明けたという雰囲気がどこまでも健康的な(苦笑)。
今回、1年生コンビの改めての紹介話として、ふたりの個性がきちんと生きてた話になってたのは良かった。あと乃莉の悪夢が、PCが長時間の作業中、作業を保存してない状態でPCがフリーズというのは…ウゥ聞くからに恐ろしい(gkbr)。
次回、たぶん原作でも好きな話であるヒロさん苦悩編。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第4話「9月15日 勝利のシャッターチャンス!! 勝つのは宮子だ!!」

 2012-11-11
ヒトは大地の上を二本の足で歩いて移動するように生まれた生き物であり、決して水は行動圏にあらず。
やまぶき高校水泳大会の日、(去年放送のSPにて)この日に備えて夏休み中プールに浮く練習に余念のなかったゆのさん、今度は水に沈むことが出来なくなってあえなくデジカメを手に記録係でござる(笑)。
日頃室内ディスカッションドラマばかりが目立つひだまりとして水泳大会という健康的な舞台は実に珍しい。ええ宮ちゃんと吉野屋先生の水着姿も実に健康的で何より(←親父視点)。だけど、脱いだ(水着に着替えた)ら一番凄かったのは校長だった。頭が魚雷型だったのは伊達じゃなかったな…。

ひだまり荘からは選手として宮ちゃん、沙英さん、乃莉が参加。ただでさえ天才肌キャラとして、こ手のスポーツ関連の舞台でひだまり荘の代表格となるのが宮ちゃんながらも、他の二人も各々のコースで一着を取るぐらいに凄いのは主役補正か話を盛り上げるためか。ともあれ、沙英さんの競技にて思わず手を取り合って喜ぶヒロさん(正妻)と夏目さん(愛人候補)って画が不覚にもかわええなあ。いいツンデレとして、夏目さんのデレにはやたらニヤニヤしちまうわ。

そして大会のクライマックスは宮ちゃん参加のメドレーリレー。やはりというかぶっちぎりの早さを見せる宮ちゃんながら、その泳法は…息継ぎなしの面被りクロール…! てか普通の大会で面被りクロールってええの!? 水中からのカット、水に顔を漬けたまま、ひたすら無呼吸で泳ぎ続ける宮ちゃんの表情にたまらず吹いた。いやあ、なんとも思わず落書きしたくなる表情だわなあwww

水泳大会終了。目標としていた、水泳大会、選手としての参加はならずとも、カメラを手に大会の風景を切り取る記録係として参加を果たせたゆの。この夏、まったくのカナヅチだったのが木づちぐらいにはなれた練習とともに、ひだまり荘のみんなと参加できた水泳大会もまたかけがえない思い出。
今日の思い出とともに、ほんの一瞬の風景を画に切り取ることの出来るデジカメの魅力に目覚めるゆのというか、ゆのの、些細な思い出も幸福な思い出に変えることの出来る前向きさと、新しい表現の手段に対する好奇心は本当に見ていて気持ちいいなあ。
今日、ゆのの撮った写真、ゆのがファインダー越しに目にしてきた風景は、やまぶき高校のHPに掲載され残っていくもの。つか、きれいに終わりそうだった最後のオチはやっぱり吉野屋先生が持ってった(笑)。ええ、これらの画像が縮小されないままうpされてるやまぶき高校のHPはどこだ、どこですか!?

ひだまりスケッチ×ハニカム 第3話「8月31日 夏休み最後の来訪者」/「9月1日 おかしもち」

 2012-11-07
夏休み最後の日にあいつはやってきたぜ…どえれー嵐こと夏休み終わ郎が(笑)。

宿題も終わらせ、夏休み最後の日は思いっきり遊ぼうと思っていたゆのと宮ちゃんの予定、台風ですべてパー。ついでに冷蔵庫の中もカラッポ。ならば避難先は必然的にひだまり荘の食料庫もとい台所ことヒロさんの部屋。つかそれは1年生コンビも沙英さんも同じだったという素晴らしきシンクロニシティ。
ええもちろんヒロさんち、備えあればうれしいなとばかり突然6人分の食卓になっても買い溜めはばっちり。ヒロさんが倒れたら、ひだまり荘全員餓死もありえるというのが信憑性ありすぎだよ。
嵐の吹く夏休み最終日は、期せずしてひだまり荘一同全員で過ごす1日。去り行く夏休みを惜しみつつ、そしてゆのがこの夏成し遂げたのは、自身に課した自分課題としての絵日記スケッチ。何故か2日分欠けてるスケッチだけど、それもまた夏休みに築いた思い出の形。

明けて新学期。避難訓練からして、率先して動きやすい格好をしてくる吉野屋先生は教師の鑑。つかセーラー+ブルマはどの層へのストライク狙ってるんでしょう(ニヤニヤ)?
訓練中のなずなピンチをさり気に救ってしまう乃莉かっけぇ。地震体験車にて、学校を代表して被験者として選ばれ存分に地震の恐怖を全校生徒にPRする役目を果たしたゆのさんやっぱりかっけぇ(笑)。つか吉野屋先生にとって、ゆのって目立つ可愛い生徒であると同時に「こういうとき呼びやすい生徒」になっちゃってるんだよなあ絶対。存在感が目立つのも良し悪しというか。

2学期最初の1日が終了し、そういえば今日はまだ自分課題やってないと一瞬慌てるゆの。もちろんそれは、夏休みの間だけの課題だったはずのもの。だけど、それをいつ終了するかいつまで続けるか、そしていつときどきサボるかも全部自分で決めてしまえること。
自分のための「課題」は、自分が必要なものを身に付けるために行うもの。自分で決めてしまえるのなら、好きなときに描けばいい。今日は素直に、自分の楽しかった思い出を描けばいい。
ゆのの書き綴っていく自分課題スケッチは、それはいつか、まだ形にならないゆのの明日のためにきっと必要なもの。
1期(1クール)ごとに5年もやってるアニメとして、悪くいえば演出面もマンネリな部分は多々あるのに、何故か楽しみにこのアニメに付き合ってしまうのは、こういたゆのの成長要素をついつい微笑ましく見てしまうからなんだわなあ(苦笑)。
何故か次回もまた時間軸に沿って進行というか、予告からして原作での水泳大会。今期は時系列シャッフルとかなくこのまま時間軸どおりに進むんですかね(あるいは、原作のストック的に時系列シャッフルをやる余裕がない?)。

ひだまりスケッチ×ハニカム 第2話「5月18日~19日 上からゆのさま」

 2012-10-28
3年生組の修学旅行と留守を預かるゆのの奮闘。
乃莉となずなの前では頼れる先輩でありたいと思うゆの、高いところの物を取ろうとしてる時にはキャスター付きの椅子を持ってきて、二人の後輩をじっと見守っていようとするあまり電柱の陰に隠れてストーカー行為。
ひとりっ子、そして両親の溺愛ゆえに、友達を作ることは難しくなくても年下を見守るということはまったく未経験の様子のゆのの、奮闘とから回りっぷりが微笑ましくもいとおかし。

一方沙英さんとヒロさん、修学旅行を満喫しつつも、もうこんな楽しい学校行事もあと1年ですべて終わってしまうことをひしひしと実感。
これから先輩としてひだまり荘を守るというゆのの決意と、あと1年で学校からも、ひだまり荘からも去り行く寂しさをかみ締める3年生ふたり。
たった1学年、たった1年という年齢の違いが、ここまで未来に対する観念の違いを出してしまうかと思えば、本当に学生にとっての3年間って短くも、かけがえのない時間であります。

まだまだ卒業など未来の話と、今は後輩に頼れる先輩でありたいと背伸びするゆの。ひょっとてしたら、ゆのの本当の成長は、沙英さんとヒロさんというかけがえのない「家族」との別れのその時こそ試されるのかも知れませんが。
ずっと時間が止まった、幸福な理想郷の物語を描いているように思えて、実は時間が残酷に流れているのが「ひだまりスケッチ」という物語。

3年生組帰還の前夜、乃莉となずなを伴い銭湯へと向かうひだまり荘ご一行。風呂屋の暖簾の、、ゆのVIP待遇もなんだか懐かしいなあ。貸しきり状態の女湯の様子というのは全男視聴者のロマン。宮ちゃんのおっぱいぱよんぱよんは…嗚呼っ、二次元の世界に行って帰りたくなくなるという気持ちがなんか理解できるぞ!
後輩ふたりを銭湯で接待というのは、今、ゆのが先輩としてできる後輩たちのための精一杯。決して、ゆの本人が理想としている頼れる先輩と思われてるわけではないけれど、乃莉となずなにとってゆのは頑張り屋の可愛いお姉さん。
ひだまり荘という擬似家族において、ゆのはきちんと後輩(妹)二人に「家族」と認識されている、それはそれできちんとゆのの努力は実ったのかも。

3年生組が帰宅してきて、土産のジンギスカンキャラメルをつついてそれぞれの報告会。しかしそれぞれの報告事項はおっぱいとオムライス。うん、おっぱいとオムライスは響きが似てる…ねーよ! わざわざ北海道へ行ってきて、思い出がすべてオムライスに上書きされているのもどうか(笑)。
予告のドミノは、嗚呼、次回は2学期明けの避難訓練話か。忘れかけてたけど、アニメにおいては物語の時系列は不規則。この演出も、ひだまりがどこかネバーエンディングストーリーっぽく思える一因だよなあ。


ひだまりスケッチ (7) (まんがタイムKRコミックス)ひだまりスケッチ (7) (まんがタイムKRコミックス)
(2012/12/19)
蒼樹 うめ

商品詳細を見る

ひだまりスケッチ×ハニカム 第1話「5月6日~15日 せまい日本 そんなに急いでどこへ行く」/「5月16日~18日 どこでもでっかいど~」

 2012-10-21
BS-TBS視聴。待ちに待ってた4期スタート。まずはゆののまどろみを起こすひだまり荘の朝からスタートというか、各部屋の生活音で各々のキャラ紹介が果たされる演出で何気にひだまり荘の住民たちとの久々の再会という気分に浸ってみたり。
どたどたと、ゆのの部屋のドアを開け放つ宮ちゃんの元気な朝の第一声で、視聴者としても「ああ、久々にこの番組世界に来れた」という気分にさせてくれますです。

GWの最中、3年生組は修学旅行の準備。毎年修学旅行先が変わるやまぶき高校の今年の行き先は北海道。2年生担任として無関係なのに、セクハラ発言込みで行く気満々の吉野屋先生は、4期になっても間違った方向でやる気満々だ。
今回は3年生編でもあるので、かしましく旅行前の買い物に勤しむ沙英さんヒロさんに必然的にいいツンデレ夏目さんも絡むというか、もはや初っ端から夏目さんの出番があるだけで俺得だな。夏目さんの一途な念波は、沙英さんの買い物まで操ってしまうのだ(苦笑)。
当然のごとく旅行中も同じ班として行動を共にする沙英さんヒロさんというか、他にも班メンバーがいるというのに、この二人だけでハネムーンの空気というのが恣意的すぎてなんか赤面する…。

3年生組が留守の間、ひだまり荘最上級生として乃莉となずなの下級生コンビを守る使命感に燃えるゆの。先輩としての責任が芽生えたのはいいけれど、しかし頼れるお姉さん像を演じるにも理想と現実のギャップはゆのの見た目以上に大きいのかも。
さっそくのなずなのトラブルとして、失敗した肉じゃがのリカバリーに挑戦。普通肉じゃがカレーって和風風味のカレーとして美味しくなるはずなんだけど、なずな、どれだけ元の肉じゃがの味付け間違った?

嗚呼、かなり久々のはずのシリーズなのに、本当に雰囲気が変わらないのがこの番組の安定感そして安心感。3期から数えて2年、その間にもひだまりの派生作品が現れては消えていったけど、本当にひだまりの雰囲気が落ち着きますですよ。
今回、原作から思うに前後編の前編って構成になってるので、沙英さんとヒロさんのかしまし旅行も二人の留守中のゆのの奮闘もまた次回に続くということで楽しみ。
3年生組の旅立ちに際して、宮ちゃんの「ひだまり荘の平均年齢が若返る」は…声優さんの年齢的なことじゃないよな(1期から数えてもう5年やってます)!


ひだまりスケッチ×ハニカム 1(完全生産限定版) [Blu-ray]ひだまりスケッチ×ハニカム 1(完全生産限定版) [Blu-ray]
(2012/12/26)
阿澄佳奈、水橋かおり 他

商品詳細を見る
≪ トップページへこのページの先頭へ  ≫
Twitter
プロフィール

事業部長わたなべ

Author:事業部長わたなべ
北国に蠢く黒い影。心に星を持つ男。
模型HP「豪雪地帯酒店・第二事業部」やってます。
http://www.geocities.jp/x3318jp/

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ

白黒つけようぜ
□□□