デジモンクロスウォーズ~時を駆ける少年ハンターたち~ 最終回「燃え上がれタギル! 栄光のデジモンハント!」

 2012-03-26
最終回に至り、過去シリーズオール主人公大集合というド派手な展開でありつつもの足りなさを感じたのは、実質最長シリーズであるにもかかわらず、事実上の主人公のはずのタイキが最終決戦をタギルひとりに丸投げしちゃったからかなあ…。

タギルがタイキという目標を超えるというのがシリーズ構成の骨子にあるんだから、最後にタギルに決着が託される展開はそれで正しいと思うんだけれど、せめて先輩後輩コンビで決着をつけるとか、最後で長いシリーズを支えた主人公の存在感がぼやけた気がしちゃってなあ。
念願叶ってついにゼンジロウとアカリがクロスローダーを預かるというクライマックスが胸熱だっただけに、やっぱり最終決戦はX7&アレスタードラモンという派手に豪華な画が見たかったなあとも。

時計屋の親父の正体は流石! と手を打ったところ。あと、せっかくテイマーズ勢の登場ながらも、野沢雅子によるギルモンの声が聞けなかったのも残念…まあ流石に制作費パンクしちまうだろうけど。
まあ何よりも、シリーズ通してひとりで無数の役をこなしていた状態の草尾毅の凄さを実感したシリーズでもあります(笑)。メインライター三条陸による熱気と良質なメッセージ性も見てて気持ちよく、良シリーズでした。
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デジモンクロスウォーズ 第3話「強敵キリハ、現る!」

 2010-07-20
雨降って地固まる。そしてケガの功名。
格言二つでシンプルに言い表せられるエピソード。ズッコケ担当としてのっけからいいところがなかった江東区にまさかの見せ場を持ってくるあたりの脚本がやけに良心的かつ燃える展開。
自らの野心満開に格下の相手は力で従わせようとするキリハと、基本熱血主人公として、相手とはハートとハートでぶつかり合おうとするタイキの対立。キリハの姿勢を目の当たりに、タイキが自分たちの軍団に名付ける名はクロスハート。心と心の交差、デジクロスが呼ぶ新たな力シャウトモンX3。

今回、作画に多くのサンライズ系ロボアニメで鳴らした佐々門信芳氏の名前があったというのもあるけど、X3合体からのロボアニメっぷりは結構たまらん感じであります。「爆丸」もそうだけど、この手のポケモン亜流系アニメがロボアニメ風味の路線を辿るのは案外巡り巡って新たな切り口足りえますかね(まあ、変形系のデジモン玩具の出自が基本ビーストウォーズの対抗商品というのも大きいんでしょうけど)。

X3の初合体エピソードながらも、活躍したのはデジモンたちばかりでなく、デジタルワールドに引きずり込まれ混乱気味だった江東区の大奮闘。ほんのちょっとの勇気でお笑い担当だって立派なヒーローになれるというのは三条陸脚本の良心的メッセージ。子供さん視聴者に向かってストレートに主張をぶつけてくる作風はキッズアニメとしても好印象なので、個人的には玩具共々ヒットを期待したいところですが。

デジモンクロスウォーズ 第1話「タイキ、異世界へ行く!」

 2010-07-06
夜の7時半なんて時間帯に、ファミリー向けじゃない純然な販促がらみの男児向けアニメなんてのも久々な気がしますですよ。
三条陸脚本らしく、最初から終わりまで模範的なキッズアドベンチャーの第1話。三条陸脚本の熱の篭りように、ジュヴナイルなんて小洒落た単語は似合わん(むしろジュヴナイルと呼ぶなら「デジモンテイマーズ」のほうだし、「クロスウォーズ」と好対照な出来にも思えますです)。
人間側の熱血バカとデジモン側の熱血バカが手を組んでコンビ主人公にという流れはもはやシリーズの定石。むしろ、主人公・タイキの上を行く暑苦しさ満開のバカ・ゼンジロウのほうが視聴者的に感情移入しやすそうというか、物語上の癒しキャラとして機能しそうではあります(笑)。

今回のデジモン超進化はデジモン合体! 合体挿入歌をバックのロボットアニメ的なノリは判りやすくてええわ。前述どおりの純然な男児向けアニメとして期待。あと、主役コンビからして何気に「ハートキャッチプリキュア」と声優陣がダブってるあたり、いい意味で昭和の頃の東映アニメ臭だわなあ(笑)。
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