けいおん!! 番外編「訪問!」

 2010-10-13
唯がマギー一門に入門する話。

マギー審司の実家の気仙沼の電気屋さんでは、マギートレンドの手品セットも売ってるとか。おばあちゃんからもらったはっさくを手に、「笑点」で後楽園ホールの舞台に立つ日を夢見て練習に余念のない唯の元に届く卒業アルバムの見本と、自らのおまぬけな卒業写真の撮りなおしを目論み、あずにゃん除く軽音部一同と共に風邪で休暇中のさわちゃん先生ちへ。しかしこの間抜けな卒業写真を見るについつい思い返す、唯と「ボトムズ」のキリコが年齢同じという件(むせる)。

騒げば尊しわが師の恩。風邪で倒れた先生へのお見舞いドタバタ話のテンプレどおりのごとくさわちゃん先生の心労を煽りまくる四人というか(昔のステージ衣装、大事に取ってたんだな/笑)。すっかり賑やかになった自らの部屋にてめくられる卒業アルバムのページ。募るのは、この四人の卒業と共に学校が少し静かになることへの一抹の寂しさ。
同じくさわちゃん先生の元を見舞いに訪れる、青春時代から変わらぬ友人達である、自らと同じかつての軽音部員OGたち。OGたちの心配する、唯たち四人の卒業による今一度の軽音部消滅。さわちゃん先生がその一同に対し大丈夫と断言する根拠は、この四人が蒔いた種が、しっかり芽を伸ばしていることへの確信。
事実上の最終回に至って明らかになる、さわちゃん先生自身がかつてのメンバーだった頃と変わらぬ、“軽音部”というコミュニティへの絶対の信頼と情愛が…なんだか無性に、本当にこのアニメが今回で終わりというのがしんみり来ますです。

今回冒頭、回想されるのはあずにゃん入部直後の記念写真撮影風景。入部当日から引っ掻き回されていたあずにゃんの音楽ライフながら、その胸に根付いたのは決して誰にも劣らぬ“軽音部”への情愛と、そのコミュニティを守っていく責任。
アニメのほうでは特にそれとはっきりした描写はないけれど、憂と純を新たなメンバーに加え始動する新世代軽音部。その部室から弾かれ始めた新しい音を耳に、部室のドアノブに伸ばした手をためらう唯。その向こうにあるのは、もう自分達のものでない、あずにゃんたち次を担う者達のためのコミュニティ。

笑顔で部室のドアの前から去っていく唯たちと、それを見送る新軽音部によるふわふわ時間の演奏。なんだかな、この軽音部室から離れていく四人の背中ってのが…むしろ卒業式以上に、この四人にとっての“卒業”をくっきりと見せ切ったんじゃないかと。

卒業式話が実質「あずにゃんが主役の物語」としての最終回としたら、こちらの番外編がむしろ、この四人にとっての最終回として機能してましたです。何故に最終回の後でまた2回分番外編? という変則的な構成は、あずにゃん主役の物語として偏った番組に、きちんとしたエンディングをもたらすためだった…というのは穿ちすぎだとしても。

なんだかな、案の定というか二期放映中にフィギュアにPSPソフトに同人ゲーム(笑)と、着々と部屋にグッズ増やしちゃったですよ。一期でのとっつきの悪さがなんだったんだというぐらいに、やっぱり自分の中でこのアニメ、しっかり比重を増していたんだなとも思えます。
番組はこれで終わりながら、ローソンのレジの液晶には迫る「けいおんフェア」の告知が映し出され、いまだ詳細不明の劇場版とまだまだ番組を巡るムーヴメントはしばらく勢いを維持しそうな雰囲気ながら、自分にとってもどうやら…原作漫画のほうに挑戦する時期が来ましたかね(まだ読んでなかったぜ!/笑)。
さて次の楽しみは、ローソンで発売される澪ちゃん焼きソバパンだ! まずは午後の紅茶をガブガブ飲まなきゃな♪ まだしばらくは、作品の勢いに着いていって楽しめそうではあります。

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けいおん!! 番外編「企画会議!」

 2010-10-13
軽音部が新入生勧誘ビデオパート2を撮る話。

学園革命伝けいおん! この物語は少子化に伴う相次ぐ部活動廃部に立ち向かい、軽音部を部員溢れる部活動にするために斬新な部活改革を推し進める部員達による愛と友情の青春巨編である。いや今回ホントにそういうノリだったんですけど(笑)。
ダラけてるのかおちゃらけてるのかボケと突っ込みが飛び交う勧誘ビデオ企画会議。もはや生徒にコスプレさえさせられればそれでいいというさわちゃん先生は置いといて、ムギちゃんがやたら人死にだの物騒なネタを愛するのはどうしたことだろうね? なんか最後まで、3年生になって急にムギちゃんの頭のネジがトンじまった理由は最後まで明かされなかったですなあ。
ああっ、2年前に作ったパート1のビデオで、澪ちゃんが泣いている! あの澪ちゃんが…高校生にもなって女教師をお母さんと言い間違えても決して泣かなかった澪ちゃんが! クラスでデベソをからかわれ、強がってデベソに先生の指輪をハメてみせて抜けなくなり、ついたあだ名がジュエリーリングのあの澪ちゃんが! ピンクのナース服姿で表情を羞恥の朱に染めて泣いている(ムハーッ)!!

まあ上級生がボケまくるままに、最下級生が苦労を一身に背負うあたり軽音部は今日も平常運転です。憂と純に相談しつつ、あずにゃんが作った新勧ビデオのコンセプトはインタビュー形式。軽音部の視点からのみ展開していた物語において、ある意味初となる、軽音部の外部からの彼女達を見つめる視線(まあ、澪ちゃんファンクラブの回とかもあったんですが)。脇役だったクラスメート達にもスポットを当てた構成とも見ることが出来て(千々松幸子さん演じるおばあちゃんまでいるよ/嬉笑)、終盤に相応しいオールスターキャストの実現…でもありますかね?

なかなかの労作だったビデオの締めはあずにゃんによる常套ギャグ。つか、まさに心は否定しても身体に染み付いてしまった軽音部員としての生き様(笑)。ええ今回もいいあずにゃん堪能オチでしたですよ。
このアニメに限らず、学園モノで友達が一丸となって何かを作る話ってのはやけに安定感あって面白いなあ。
次回、最終回にしてさわちゃん先生メイン? ボイン先生もいいだろうかっ!? ボッ…ボボボ…ボイン先生もいいだろうか? いいかな…いいかなあ(泣)?



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けいおん!! 最終回「卒業式!」

 2010-09-29
唯たちが卒業式当日を迎える話。

卒業式当日の朝、やっぱりマイペース登校のあまり見事に他の三人を巻き込んで遅刻の唯。卒業のその日に至るまで、淡々と続く軽音部3年生四人組の日常。まさか卒業式でまでこの四人に振り回されるさわちゃん先生が不憫すぎて(泣)。
3年生たちがいなくなるということに実感が湧かず、心ここにあらずのあずにゃんのおでこに、現実見ろよとばかり打ちつけられる打ち傷。
卒業式の真っ最中に、唯を不安視するさわちゃん先生の挙動から伝わる、見事に間違って唯に到着の伝言。
まがりなりにも最終回まで番組がいつもどおりの空気を維持したままというのも大したもんですが、その空気をとうとう決壊させる、感極まったあずにゃんの涙――。

本人たちの意思に関係なく、時間の流れが決めていた今日という別れの日。
今日の別れは、明日からの新しい日々のためのステップ。
明日から、新たな軽音部を築き上げるというあずにゃんの決断に先輩たちが最後に贈るのは、自分たち同学年四人だけの軽音部に加わってくれた、あずにゃんへの感謝が込められた、四人の高校生活最後の新曲。

実のところを言えば、唯の高校入学と軽音部の門を叩くところから始まった物語として、最後に唯の心情を吐露させて終わるべき最終回であってほしいとも思っていたのですが、なんだかな、去り行く者でなく残っていくあずにゃんが最終回の軸になってしまう展開をして、二期中盤以降は完全にあずにゃんの物語になってしまったのだなあとしみじみ。さすがに、万が一唯たちの卒業後あずにゃんを主役とした新生軽音部を描く三期が作られることになったりした時のための下準備…というのは穿ちすぎながら、

むしろあずにゃんの物語に完結感が滲んで、先輩ども四人の物語はまだまだ続く…って印象がやたら残ってしまった最終回でもあります。
まさかと思うけど、決定してしまった劇場版の都合って訳でもあるまいに。

原作もアニメもほぼ併せて終了というタイミングで明かされた映画化決定の報で、まだまだ作品への期待感はあと1年は持続しそうな雰囲気ではありますが、一応ながらも劇場版は、きっちり「フィナーレ」となる物語になってくれることを今から期待。いえこのアニメに対する自分の期待が叶ったことはあんまりないですけど(苦笑)。
残るは番外編二編。

けいおん!! #23「放課後!」

 2010-09-22
卒業式前日、3年生四人、もはや自分たちのものでない部室を占拠して1日ダラけてる話。

律っちゃんの思い付きを発端に、思いで多い部室に集まり、下級生達が真面目に授業受けている陰で朝からダラダラ茶ァつっついている四人。
もう、明日を過ぎたら自分たちが入ることが叶わない部室。この空気を惜しむかのように、そしてこの部室に残した悔いを模索するように、1日の授業が終わるのを待つ四人の緩やかな時間。登場人物たちの言葉に出来ない胸中を、ただ流れる時間だけで描ききったエピソードであります。
もし、ここで四人のうち誰かが堪えきれず涙腺決壊させてしまったら、それはそれで視聴者にも寂しさを共有させる話になったんでしょうけどね。この四人に、胸中の寂しさから来る焦りは描いても、悲しさや寂しさが入り混じる空気は決して描かないというのが今回の演出上のコンセプトだったりするんですかね?

思い出を噛み締めるような校内散策と、3年間自分たちの曲を、歌を受け入れたくれた部室の清掃。鳴り響く放課後のチャイムは、もう、二度と聞くことのできない物。
そして、放課後のチャイムは、いつだって軽音部の――放課後ティータイムの活動スタートの合図。備品のおんぼろのラジカセと、古臭いカセットテープに録音される、自分たちの3年間の思いですべてを詰め込んだ演奏。初めて完成した放課後ティータイムのアルバムは、最後の、最後の放課後に産み落とされた、軽音部のすべての集大成にして四人の、そしてあずにゃんのかけがえのない思い出。
「けいおん!!」という、音楽をやってる女子の日常という物語をして、最後の放課後に音楽が結んだ彼女たちの3年間。

ダラダラした時間が流れていくいつものエピソードかなと思いつつ、最後の最後できちんと3年生にとっての放課後ティータイムとしての思い出を形作る、というのが何気にじわりと来る構成だったです。こういう展開をして、本当に次が最終回なんだなというのがよく判るというか…。
1期の頃になんだかんだとノリが悪く感じられたのは、1期の頃はまだこのアニメを部活モノと思い込んでいたから。2期が始まる頃にはこのアニメを現実にありえないファンタジー物と割り切って、終盤に至ってあずにゃんの視点で物語を俯瞰して、ようやく自分もこのアニメがどういうアニメだったかを思い至れる域に来ましたかね(苦笑)?
次回、卒業式。

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けいおん!! #22「受験!」

 2010-09-15
3年生4人とうとう受験と、あずにゃんがバレンタインにチョコケーキを作る話。

やっぱり部室を占領して受験勉強に励む4人が、唯一の後輩たるあずにゃんの練習の見事な邪魔な件(笑)。3年生どもの受験話なのに物語の視点の中心があずにゃんなのは、もはや完全に2期主役があずにゃんと製作側も割り切ったか元々2期はあずにゃんの視線から3年生4人の物語を俯瞰するという構造だったのか??
女子校だって外せないイベントとしてのバレンタイン、今年はあずにゃんも4人にチョコを渡すこと決定。つか、憂、純との教室のやり取りひとつであずにゃんの教室でのポジションが、軽音部内とあんまり変わらないってのが改めてよく判るわ(ニヤリッ)。
女の子3人、憂んちに集まってかしましくチョコケーキ作り。純のアバウトっぷりに振り回されるあずにゃんと、その純をにこにこと制御してしまう憂。なんか3人集まると、憂=ムギちゃん、純=律っちゃん、あずにゃん=澪ってそれぞれのポジションが判りやすいな。来年度の新軽音部には、この3人に唯ポジションのボケ倒した新部員が加入するってことか?

物語があずにゃん視点のおかげで、受験という人生決める一大イベントが大して比重置かれずにさくっと描写されてしまう4人は置いといてバレンタイン当日。渡せないあずにゃんのチョコケーキは、これが最後のプレゼントになるという厳然たる事実。そんなあずにゃんのもじもじしたリアクションもそれに込められた寂しさも読み取り、あずにゃんがチョコを渡しやすい空気を作るさわちゃん先生はさすがOBの貫禄。おかしいな、普通にさわちゃん先生が顧問の先生に見える(苦笑)。

例によって、迫る別れを前に募るあずにゃんの寂しさが主題になるエピソードであります。2期中盤以降に入って物語があずにゃんの視点になるのは、人気キャラとしての彼女のプッシュという商売っ気は否定しないとして(笑)、前述のとおり、1期との差別化を図る物語構造のためと愚考しますが。まあ、仮に2期もまた4人の物語を中心にミソッカス的にあずにゃんがくっついてるみたいな構成で続いていたら、それはそれで飽きる空気にもなりかねないかなと。
合否発表を前に、賽銭を奮発したあずにゃんの神様への願いは、何よりも、みんなが笑っていられますように。そんなあずにゃんの願いが報われたのごとくの、授業中のあずにゃんの目を嬉し涙で潤ませる唯からのメール――。
あずにゃんの募らせる寂しさが、きちんと先輩どもへの祝福に変わるまでを丁寧に描いたあたりは好感であります。嗚呼、このあずにゃんと別れる最終回まであと少し…。

けいおん!! #21「卒業アルバム!」

 2010-09-09
唯が卒業アルバムの写真撮影に臨む話。
生涯に一度の卒業写真、見栄えに気合を入れるのは女子として当たり前とはいえ、小中の卒業写真が前髪の位置だの口元がだのと、そんなに気にしなきゃならんもんかい?
やっぱり今回もそんな先輩方のドタバタを俯瞰する役目を担う二期真の主人公あずにゃん。学園祭終わって放心してるとはいえ寝ぼけまなこにて、唯と対照的に見栄えに無頓着になってるあたりが(笑)。

受験を控えた時期、部活動の引退と共に学校中から3年生達が消えたような感覚に捉われる時期、自分がひとりぼっちになることを何よりも恐れるように、軽音部の部室に駆け込むあずにゃんと、当の3年生どもは「ここで受験勉強します」宣言。うわ後輩の迷惑顧みないヒデぇ先輩どもだええ普通に(汗)。まあいつまでも受験モードへの切り替えが出来ていない先輩どもを尻目に、安堵して歓迎してるあずにゃんが今回もいじらしいですよ。
とりあえず、まだ先の受験よりすぐ明日の卒業写真のほうにばかり気合が入ってる唯。未来を省みず今のことしか考えられない馬鹿っ子に対する天罰は、散髪中の「ひっくちん!」のお約束ギャグ。高校3年生にして、お子様カットで卒業アルバムに写真が残る馬鹿1名ここに出来上がり。なんだかなあ、今回最初から最後まで、主人公特権といわんばかりに唯のアップばっか見てた気がするです。

一応今回の本筋は、もはや否が応でも決めなきゃならない進路問題…(自分がこの時期にはとっくに今の職場に就職決めていたが)。ムギちゃんの志望する女子大にあっさり決める唯と律のノーフューチャーぶりはもはやこいつらほっとけとして、せっかくの推薦蹴ってまで、他の三人と同じ大学をわざわざ志望する澪というのは…えぇえ今後の人生決めることだってのにいいのかそれで!?
嗚呼、軽音部4名全員同じ大学を受験決定…。大学に入ってまでツルもうというのは、まさか三期決定したときやりやすくするためなんて馬鹿なこと考えてないよな。もう高校卒業してもOBとして軽音部部室に入り浸る、光画部状態のこいつらが安易に想像できて仕方ないですよ。まあ、やっと問題児の進路が決まったことで安心できたさわちゃん先生を「良かったなあ」と労ってあげたいです(苦笑)。

今回、やけに萌えたのはもちろん、姉の髪形真似た憂によるあずにゃんすりすり♪ 甦る一期最終回、負傷したキン肉マンの代わりに変装してリングに上がるテリーマンのごとき憂の勇姿を思い出しましたというか、やべえ唯とまったく同じ顔なのに、なんかハート射抜かれてしもた。
figma唯買って、制服のリボンだけ下級生カラーに色換えして「唯の髪型してる憂」ってことにして飾っちゃうよ(含笑)。

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けいおん!! #20「またまた学園祭!」

 2010-09-03
放課後ティータイム、3回目の学園祭ライブ。そして迎える夢の終わり――。

ほぼ全編、ステージ上の約20分間(3曲分)の出来事に費やしたエピソードというか、視聴者にライブ(ほぼ)全編を見せるって演出は、まがりなりにも部活モノアニメならではであります。
ライブ前の緊張感と共に甦る、過去2回のライブのトラブルの悪夢。うん澪の反応見てるだけで、1期の1年生時のライブ回見返したくなってきた(笑)。その緊張感を覆す観客席からのサプライズ。
放課後ティータイム3回目のライブ衣装として用意されていたHTTマークのTシャツは、実は観客全員に配布されていたというさわちゃん先生まさかの鬼仕事。観客にTシャツを配る役を引き受けてくれているオカルト研究会のお二人がやたら良すぎる。
そして今回もメインボーカル担当としての唯の天然MCはウケはいいのにgdgd(笑)。そのgdgdな空気も、ある意味放課後ティータイムというバンドを象徴するアットホームさ。
家族知人もgdgdに巻き込むMCと、精一杯の演奏を経て、待ち受けるのは、これがこの5人でできる最後の学園祭ライブを終えたという喪失感――。

まだ、胸に燻る高揚を引き継ぎ、また次のライブを、来年の学園祭をと盛り上がる5人ながらも、夕陽が照らし出す涙が語るのは、もう放課後ティータイムとしての最後のステージを終えたという厳然たる事実。
最後の最後で、こみ上げてくる思い出に涙する5人というのは、この5人で軽音部をやってきた時間の長さと、その残された時間が僅かであることの募る寂しさ。
今回だけを切り取れば、普通に部活モノアニメとしての、胸深く染み入るクライマックスであります。全員の力を結集して、最高のライブをやり終えて、だけど、それが最後のライブと知るからこその、まだ終わりたくない――5人で一緒にいたいという儚い願い。その願いを振り切り、涙ながらに、互いが互いに告げる感謝の言葉こそ終了の合図。夕焼けが照らす5人の顔は、涙でぐしょぐしょながらも、自分たち最高の5人を誇る最高の笑顔。

これが例えるところの「いい最終回でした」と思いつつ、物語はこの5人の解散のときまでしっかり続くあたり、うぅむ、「さらば師匠! マスター・アジア暁に死す」を見終わってもまだエピソードが続いたときの感覚に似てるな…夕陽に涙のクライマックスだし(苦笑)。
「流派! 放課後ティータイムは!」「いつまでも放課後です!」。次回、甦ったデビルガンダムを倒すため、放課後ティータイム、卒業写真の撮影へ――。

けいおん!! #19「ロミジュリ!」

 2010-08-25
澪と律っちゃん主演のロミオとジュリエットが開幕する話。

ほぼ全編あずにゃんの視点で語られる、学園祭の賑やかにして高揚した空気と先輩たちの劇。そして、放課後ティータイムとしてのステージを明日に控えて、ひとりだけ世界に取り残されたような面持ちで楽器を爪弾くあずにゃんの寂寥感。
まあ今回に限った話でなく、二期ってとことんあずにゃん主役で作られてはいるんですけどね。
自らも学園祭の空気に呑まれたかしましい時間を過ごしつつ、明日のライブの準備不足に募る不安と、そして目の当たりにする先輩たちの、高校生としての最後の青春の共同制作ともいうべき演劇。演劇の出来に象徴される先輩たちの完結した満足感は、もうそこに、自分が加わるはずの明日が見えない孤独。
そんなあずにゃんの杞憂は、例によって、賑やかな先輩たちが土足で踏みにじるどころか大わらわの明日の準備に巻き込んでくれて――。

あずにゃんの不安感で視聴者を煽りつつ、先輩どものかしましさにあずにゃんを巻き込んでホッとさせる、いつもの二期らしい二期といったエピソードであります。猫っかわいがりで自身にくっついてくる唯のウザさをハイハイとあしらいつつ、そんな夫婦漫才じみたやり取りも、“あずにゃん”という個を孕む軽音部というテリトリーにおいて、もはや“あずにゃん”自身を形容するに必要なイニシエーション。
こんな空気がいつまでも続けばいいという願いを具現化したような、学校に泊り込んでのライブ特訓と、星空に照らされつつ5人で巡る真夜中の学園祭。夜が更けて、朝日が昇るたびに近付く、放課後ティータイムという完成されたメンバーたちの別れの時間…。

澪メインの回で目尻を細め、あずにゃんメインの回でついついしんみり。二期ってそういう見せ方でありますです。
先輩ども四人のチームワークがほぼ完璧なだけに、学年という時間差であずにゃんがそこから取り残されてしまう…というのがことさら強調されるというのもあるんですけど、本当、あずにゃんにとって報われる形でのオチを期待したいもんなんですが。

話は戻ってロミオとジュリエット。前回のあれほどの大騒ぎをどこへやら、舞台に立てば、視聴者として楽しみにしていたトラブル展開もなく堂々と舞台に立つ澪と、むしろ観客にも視聴者にも緊張感をもたらす役として機能する唯(笑)。
舞台裏のトラブルの過程で縁を築くこととなるオカルト研のおふたりは、普通に学園漫画の脇キャラとしてキャラ立ち過ぎじゃ(キャトられるってのは決して拉致られると同義語でもないからな)。原始肉屋の昭和的センスが可愛いとか称されるあたり、物語の舞台では「ギャートルズ」が再放送でもされてるんだろうか?
学校中の催し物の衣装作成をひとりで引き受け、墓穴を掘りまくるさわちゃん先生。そんなさわちゃん先生渾身の放課後ティータイム衣装は、メンバー歓喜の良出来。
次回、いよいよ放課後ティータイム、最後の学園祭ライブ――。

けいおん!! #18「主役!」

 2010-08-18
澪と律っちゃんが学園祭のクラス演劇の主役を射止める話。つか、視聴者ども喜べ無理やりメイド話だウェッヘッヘ~という雄弁なメッセージばかりが心に深く刻まれましたであります押忍!

クラス投票で見事にロミオ役を射止める澪。そりゃ普段のクールさからすれば美青年役が似合いそうという女子的思考はわからんでもないけど、日頃番組見てる視聴者からすりゃなにこのおもろいまでの澪ちゃんいじめ(笑)。コンビとして、巻き添えでジュリエット役に選ばれる律っちゃんというか、まあ男女性転換的な可笑しさとか耽美臭とか、イロイロ狙ったシチュエーションが顕著だわなあ。
律っちゃんのせいで男口調が身に付いた澪とはいえ、本来の性質はこれでもかの儚さと気弱さを併せ持つ泣き虫萌えキャラ。配役を泣いて嫌がるあたりのお約束を普通にニヤニヤと堪能というか、悪意なく応援しているつもりのあずにゃんによる澪へのプレッシャー容赦なさ過ぎ。
我ながら、日頃番組に冷めた視線を向けてるつもりで、澪とあずにゃん回にゲヘゲヘと反応する下衆っぷりを笑ってくれい。

律っちゃんともどものコンビ特訓でなんとか台詞と役の口調はできてきた物の、まだまだ度胸が足りない澪のために軽音部一同メイド喫茶で特訓の巻。つかあきらかに、今回のエピソードの主目的はキャラにメイド服着させるため以外の何者でもないだろ。澪による挙動不審の初々しいウェイトレスっぷりというか、いえ普通こういう店じゃ、バイトを店に出す前に接客ロープレとかさせんのかね? まあその辺はバイト先を用意したムギちゃんの謎権力の賜物ということで。
気絶を伴う特訓を経ての、澪の表情に刻まれる凍りついた笑顔。なんだかな、「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」とか話題に出すまでもなく、学園物における文化祭準備話って、こうした集団でモノを築いていくってシチュエーションがやたらワクワクするのですよ。放課後ティータイムとしての練習が完全に二の次になってるあずにゃんの不安をよそに、次回、ロミジュリ開幕。
今回、完全な澪と律っちゃん主役話として、ハブられ気味に木の役を命じられてる唯。それを命じたのはさわちゃん先生かはたまた和ちゃんか、いえあの部活でのペースを普通にクラスの出し物で出してこられたらという判断ゆえの静止物役という配役が素晴らしく清々しいわ(含笑)。

けいおん!! #17「部室がない!」

 2010-08-11
軽音部が部室から追い出される話。まあ単に工事中という理由ながら、ひと昔前の漫画なら部室を賭けて生徒会とのバトル展開に突っ走っていたところだわなあ(懐笑)。

工事中で部室が使えずジプシー生活の軽音部。3年生メンバー全員を同じクラスにするという非現実的な権限を行使できるさわちゃん先生とて、代用の練習場所を発掘することは出来なかった。つか、この流れで「じゃあムギちゃんち広そうだからひと部屋借りられないかな!?」と行かないあたりがなんか不思議。
一方、文化祭ライブまで1ヶ月を切っての練習場所探しと共に、軽音部にのしかかる諸問題。作詞担当澪の新曲用歌詞がファンシーなのは毎度のことながら、動物ネタに突っ走った童謡スランプは普通に可愛いんですけど(ニッコリ)。ムギちゃんの斬新過ぎるサスペンス劇場歌詞は、大槻ケンヂ兄貴がロケンロールに昇華してくれそうな気が。
貸しスタジオの雰囲気に呑まれ、スタジオを使い切れないまま時間終了はそれこそオーケン兄貴の「グミ・チョコレート・パイン」でもやってたっけ(ただし漫画版)。
そして唯の前に更にのしかかる、平沢家の全家事担当、憂の風邪によるダウンという一大危機…!

部室に家族、唯にとっての“居場所”が立て続けに失われる中で、思い知るのは、無くなってわかる自身を自身として立たせてくれる立脚点の大切さ。平たく言えば今回、唯が軽音部新曲の歌詞を作るまでの過程を描いたドタバタ騒動劇だったんですけれど、結局は食い意地に結びついてるかの歌詞に込められたのは、真摯なまでの、自身の大切なものとしての“居場所”への感謝。
嗚呼、珍しく物語が前進的な雰囲気を…。いえどうやら原作もアニメに併せてスパっと最終回迎えるつもりらしいので、人気好調の綺麗な空気にて終わらせるための下地を整え始めているのかもしれませんが。
次回、予告の澪のモノローグが物凄く意味深なんですけど…まあこの番組で深刻な展開とか絶対無いか。

けいおん!! #16「先輩!」

 2010-08-07
軽音部の大トリ「ぶ」担当あずにゃん、自分探しの旅の話。

あの高校入学前の生真面目に音楽に打ち込んでいた自分よカムバック、軽音部のダラけた空気を矯正しようと意気込むあずにゃんながら、さすがに良くも悪くもベストメンバーたる先輩4人の前では役者が違った。のっけからある意味絶対にブレないペースを持つ女、ムギちゃんを相手にペースを乱されまくるあずにゃんながらも、ムギちゃん相手にギターを教えたりの微笑ましい画は視聴者として眼福。
続くはある意味あずにゃんと最も近いオーラを持つ澪なれど、嗚呼、澪は既に軽音部の空気の最初の犠牲者だったのだという律っちゃんちでの集まりが(泣)。
ある意味、今の軽音部の空気の最たる元凶たる唯との直接対決にて、あくまで、メンバー個々の人格も人柄も自然体で受け入れている唯の姿勢に、頑なに「自身の音楽のため」にみんなのペースを変えてしまおうとしていた自分に気付くあずにゃんながら…騙されるな! なんとなく達観じみたこと言ってるように聞こえるけど、要するに゜自分は自分、人は人」っていってるだけだその女(笑)!

本当の自分は音楽に打ち込む理想の模範的ミュージシャンのはずで、そんな理想の自分を「取り戻す」という名目で獲得しようと躍起になって、気付かされる、この1年先輩の仲間たちとともに築いてきた…今現在の、決して孤高でも不幸せでもない自分自身の幸福な現実。

あずにゃんのあるべき姿は軽音部の一員というのを改めて示した回であります。「け」「い」「お」「ん」「ぶ」ひと文字ずつののストラップが恣意的にも象徴するメンバーの友情も判りやすい、ちょっと爽やかでもあるあずにゃん話としては存分に堪能しましたです。
そして「軽音部の一員」という自分自身を獲得したあずにゃんが知る、小さなコミュニティの一員は、広い世界から隔絶された存在でもあるという現実というか…。うんそうだね、あずにゃんにとって世間はネコ耳で溢れてるんだよ(笑)。ミミズだってオケラだってアメンボだってウェイトレスだってコンビニの店員だって銀行員だって、みんなみんなネコ耳なんだ軽音部の常識では(たぶんきっと)。

なんだかんだで、来年あずにゃんが築くはずの新生軽音部の空気が非常に心配ながら、たぶん「究極超人あ~る」みたいに平然とOBが出入りする溜まり場になるって予感がピリピリですよ(苦笑)。
あと今回、せっかくの帰宅後ののんびりした時間を、姉ちゃんの連れてきた友達を前に便所に篭って緊張せざるを得ない律っちゃんの弟・聡がある意味一番可愛そうなキャラでもあったり。裁縫は駄目だけど料理は作れる姉ちゃん特製の晩飯の時間も、ひとり部屋に篭ってゲームでもしてたんじゃなかろうかと思うと…ウゥ頑張れ、なんか知らんがひたすら頑張れ(涙)。

けいおん!! #15「マラソン大会!」

 2010-07-28
祝! アルター1/8澪フイギュア12月再販決定(たんにいいたかっただけ)!
http://www.alter-web.jp/figure/09/11_2/index.html


2学期となり、軽音部ほぼ唯一のステージとなる文化祭に向けてのあずにゃんのキラキラしたテンションの高さが眩しいぜ。でも2学期はそのほかにも学校行事の集中期間。まだ残暑冷めやらぬ学期始め早々のマラソン大会と来て、自身に労働が伴う行事に対し真っ先に唯が拒否反応示すの画はもはやお約束。まあお隣のおばあちゃんから見れば、いつまでも変わらぬガキっぽさが可愛いんだろうね。
このおばあちゃんの再登場とかマラソンのコースが唯んちのご近所とか、マラソン中おばあちゃんちで一服フラグと思ってみてたら案の定だった(笑)。

お前らあずにゃん見習えと言いたくなるぐらいの軽音部3年生4人の、予想を裏切らぬダラダラしたマラソン大会。ひとり真面目なはずの澪が他の連中と一緒になって走るのはお目付け役のつもりなんだろうけど、新たな澪伝説構築の準備にしかならなかったと(汗)。本当に視聴者の期待を裏切らない、ゴール直前軽音部4人まとめてのビリッケツ争いの醜いデッドヒート。「らき☆すた」だったら胸の差で決着がつくはずが、新澪伝説、マラソン大会に高速前転でビリッケツゴールはその瞬間を目撃していた生徒たちの胸に深く刻まれたことだろうなあ(笑)。
特にドラマ面について力が入ってる訳でもなければ今後への伏線じみた展開もない、単なるギャグシチュエーションをほつほつと積み重ねただけの話。まあある意味このアニメらしい話でもありますです。
次回、そのサブタイであずにゃん主役でなかったら泣いちゃうよ自分。

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けいおん!! #14「夏期講習!」

 2010-07-22
ムギちゃんが尋常じゃなくボケ倒そうとする話。

今回から2クール目ということでOPとEDも一新。ええ「GO! GO! MANIAC」での唯の「ハッ!」が見てて無性にイラッとしていた視聴者としては非常に嬉しい配慮であります(笑)。
主に後方支援的なキャラ属性だったのが、二期に入ってからやたらと前面に出たがりだすムギちゃん。まるで進んで友達との思い出を作ろうとしている行為は、ぶっちゃければ「実は卒業したら海外留学するからもうみんなと会えなくなるの」とか「実は卒業したら許婚と結婚するの」とかの告白が飛び出すフラグだわなあ。半ば乗りかかった船ながら、ムギちゃんの思い出作りに協力する律っちゃん。
なんだかんだで面倒見のいい律っちゃんというか、ムギちゃんの「律っちゃんが男の子だったらモテモテだったのに」というのが、「私を叩いて!」発言と併せて怪しいフラグに聞こえてしまった自分は心が汚れてます(orz)。

和ちゃんとケーキちょっと交換で、思いっきりイチゴ取られたことを全編に渡っ根に持ってクドくダダこねてる唯。ええいやかましい唯の物は和ちゃんのもの、和ちゃんの物は和ちゃんの物じゃ! 我ながら、こういうとき唯に対してまったく同情の心が働かないのは何故だろう?
いい加減聞いててイラつくことこの上ない唯のグチからヒントを得て、新たなボケとして澪のケーキの上のイチゴをひったくるムギちゃん。ああ、この後のリアクションで、基本面倒見がいいキャラであるはずの律っちゃんが、澪に対してはいじめっ子状態だった理由が判った…。あの澪のじんわりとした泣き顔がやたらツボにハマりすぎたというか、そりゃ「好きな子にはついついいじわるしちゃいたくなる」オーラが溢れすぎだわな。ムギちゃん主役エピソードのはずが、完全に澪が話を乗っ取ってしまった件(笑)。

ボケ役に憧れ仲間からのツっ込みをひたすら待ちわびるムギちゃん。
いつになく面倒見の良さを発揮する律っちゃん。
今回の主役として二人が何気に好感度上げてる分、唯のウザさが際立つなあ(苦笑)。毎度毎度、番組の感想というより「今回の唯のここがウザかった」ってグチ文になってしまってるのはどうしたもんだか。
前述の通り、3年生になってムギちゃんが仲間との思い出作りに積極的になったのが、普通のアニメだったらクライマックスに向けての放課後ティータイム解散を暗示する伏線…とも思えるところなんですが、まあこのアニメに限ってそんなドラマチックな展開は絶対無いだろうし。2クールの折り返しということで、本当に3年生の1年間を2クール分使って放映する様子になってきましたが、最終回はやっぱりドラマチックなうねりもなく何気なく終わっていくアニメなんだろうなあ。

けいおん!! #13「残暑見舞い!」

 2010-07-14
あずにゃんのあずにゃんによるあずにゃんをひたすら愛でるあずにゃんのための話。

夢と現実を行き来するあずにゃんの冒険はさながらあずにゃんイズワンダーランド。てか夢の中でもあずにゃんの中での軽音部の連中の扱いひでぇ(笑)。
(あずにゃんの夢の中で)スイカと天ぷらをギターの片手間に食ったりウォータースライダー乗りながら焼きソバ喰ったりと、ええいなんて食べ物を大事にしないアニメなんだ! 
夢の中ですら傍若無人にあずにゃんを振り回す軽音部の面々ながら、今、この先輩どもと音楽を奏でることの楽しさがあって、待ち受けるのは季節が過ぎていくごとに否応なしに近付く、あの部室でたったひとりでギターを握ることとなる日。
夢の中だろうと現実だろうとあずにゃんを振り回す唯ながら、その自分の手を握る唯の手すら夢の中の出来事なのかという戸惑い。
あたかも軽音部の存在すら、あずにゃんの夢の中の存在とまで思わせる不安感が切ないなあ。最後に唯の元に送られる残暑見舞いのかもめ~るは、ケータイのメールほどの親近感とライブ感はなくとも、確かに現実のカタチとして相手に届く、自分と相手との繋がりの証。

下級生という軽音部の新メンバー扱いにして、メインの四人を俯瞰するというあずにゃんの役割を改めて掘り下げた回でもあります。もちろん、既にあずにゃん自身にとっても軽音部が彼女自身にとって必要なコミュニティとなっているあたりの描写も微笑ましく、ゆえに劇中であずにゃん自身が口にする、時間の経過が彼女をひとりぼっちにしてしまうという現実が残酷でもあるんですがね。
願わくば、夏祭りの帰り道での純と憂との他愛のない会話の通り、メイン四人が卒業してもあずにゃんに希望が残る顛末を期待したいところなんですが。

とりあえずオチ担当として、あずにゃんの夢を正夢にする勢いで喰い合わせにしくじる唯。日頃嫌味なまでのチートぶりが目立つだけに、当人の失敗シーンでニヤリとしてしまう自分がなんて根性の狭い視聴者(含笑)。あずにゃんが今回劇中で梅ゼリー食べてたけど、きっと平沢家の食卓には梅ゼリーと鰻重が一緒に並ぶな。

(自分のウォータースライダーの思い出。もはや最後に乗ったのは20年ぐらい前の話だけれど、その頃から既にガタイが良かった身として滑ってる最中に加速がつきすぎて、カーブのところでマジでケツがスライダーの縁から半分以上浮いたのに死ぬほどビビった…。あのころ素で1キロ連続で泳げた体力は、今やクソ中年の肉体にはもう残っていません。)

けいおん!! #12「夏フェス!」

 2010-07-07
珍しく軽音部の連中が音楽に対し前向きな話。

今年の軽音部の合宿は、3年続けて海とは行かず高原での夏フェス。イベントを前にした唯のウザさは毎度のことながら見ててイラっと来るレベルというか、日頃高速バスが上京するときの足として、バス内でバカ騒ぎするグループ客なんか走行中のバスから外に放り出してやっていいと思います(汗)。
引率の顧問として以上に、夏フェス常連観客としてのさわちゃん先生の存在感が頼もしいなあ。いえ唯の家での打ち合わせといい、神出鬼没ぶりがもはやギャグの域なんですけど。てか一応、受験を控えた3年生を引き締めなきゃいかん立場というか…。おっと唯といいさわちゃん先生といいファンタジーアニメのキャラだってば(無理矢理自己納得)。

やってきました音楽の祭典。モブシーンだけでも今回の作画の手間は、京アニ的にはエンドレスエイト並みにきがくるいそうだったことだろうなあ。ステージに立つ数多のプロたちの演奏を前に、1日の興奮が収まらない夜。初めての夏フェスの興奮以上に、あのステージの上に立っていた誰よりも自分たちのバンドこそ最高という自信は、祭典の盛り上がる空気からもらったモチベーション。受験生という目の前の現実を飛び越えて、また楽器を手に、いつまでもこの5人で音楽を奏でたいという夢を語り合う姿というのは…このアニメらしからぬ部活アニメっぽいちょっといい雰囲気。
なんかこのアニメが始まる前、部活モノとしてこういう向上心と結束に溢れた内容を期待してたんだよなあ…。まあ今となっては、ただ楽器持ってるだけのダラダラファンタジーであってこそ「けいおん」だろと思えるようになりましたが(笑)。
たとえ日焼け止めを塗っていようと、すぐに肌がチリチリになるあずにゃんの健康キャラがやけに眩しいですよ。予告からして次回もまたダラダラな夏休み編っぽい空気ですけど、あずにゃんメインになるなら期待。あと夏フェスというイベントより、所帯くさい買い食いに執念を燃やすムギちゃんが普通にどうしたこと(汗)。ある意味ムギちゃんが一番、この5人の中で高校3年生という今の思い出を大切にしてるって気がしないでもないですが。

けいおん!! #11「暑い!」

 2010-07-05
軽音部が暑い日の練習でダラけてるだけの話。ああ、「あ~る」でもこういう話あったよなあ。さすがに床板に直に寝そべるのは、自分のような小うるさい古参視聴者を警戒してやらないか(苦笑)。

暑い日の思い出といえば、夏休みの朝の10時ぐらいからのアニメや特撮の再放送。つかその枠で「ダグラム」なんてむさくて暑苦しいアニメを再放送したBSN新潟放送は今考えてもきがくるってる。ともあれ全編ひたすら暑苦しい部室の中、唯と律っちゃんがボケまくり澪のツっ込みが飛びまくりムギちゃんの影が薄くなるという毎度のかしましいパターン。個人的、全編登場人物5人+トンちゃんだけ、全編部室の中だけというという舞台劇スタイルのエピソードになるんじゃないかと思って見てたんですが、さすがにそこまで話の広がりを狭めるようなことはしないか。

かくして律っちゃん、まがりなりにも部長として部室にクーラーを勝ち取るべく決戦の場生徒会へ。質疑ロープレにて思いっきり正論で律っちゃんの首を絞めるあずにゃんながらも、その強引さに押し切られるディスカッション能力の低さに全俺が泣いた(涙)。
まあ本当に、暑い部室にクーラーが常備されるまでだけの話だったですなあ。前述のとおりの毎度の軽音部のかしましさだけ堪能できりゃいいってことなんですけどね。こういう何事でもないエピソードを挿入できるのも、2期の尺の余裕ゆえですかね。

けいおん!! #10「先生!」(注:やっつけ感想)

 2010-06-29
「オイ、俺が本当のレイ×のやり方を教えてやる」
 
 「うわー! さ、さ、さ、さわちゃん先生だぁー!」
 「ニセモノだろ!?」

「レイ×レイ×レイ×レイ×レイ×レイ×レイ×レイ×レイ×…!!」

 「出た…さわちゃん先生の1秒間に10回レイ×発言、ほ…本物だ」
 「ス、スゲェ。私たちの演奏が本物を地獄から呼び覚ましたんだ…」
 「もしもし今スゲーぞ! 式場に来い!」

さわちゃん先生、やっぱりあなたはメタルモンスターだぜ! いや要するに今回こういう話だよね。え? 今回の脚本若杉公徳じゃないの??

まあ…式場での演奏でのさわちゃん先生覚醒が完全にD.M.Cのノリなので、感想が全部これに喰われてしまったと。
若き日の友達との思い出があって、その友達の門出の日に後輩達に継承される青春…って脚本上のメッセージは一応受け取りましたけど。あとさわちゃん先生は、もはや尊敬とは別の意味で生徒に愛されてる存在ですよそりゃもう充分に。

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けいおん!! #9「期末試験!」

 2010-06-16
唯の頑張る方向が斜め上過ぎな話。

若者のインドア志向が進みご近所付き合いの輪が絶たれ気味なのが嘆かれるご時世、お隣のおばあちゃんに懐き可愛がられるという唯の、人見知りしないがゆえの無自覚に人間関係を大事に出来るという美徳についついホンワカ。しかし物事の優先すべき方向がまっすぐ前を向かない落ち着きのなさがいつもの平和なアニメっぷり。
自分を可愛がってくれているおばあちゃんへの恩返しというご近所演芸大会出場の快諾ながら、日程は期末試験の翌日。テスト勉強と大会に向けての練習、根拠もなく一兎も得られるはずもないのに二兎を追おうという唯の努力に、事情を知ってわざわざ付き合うあずにゃんの毎度のことながらのいじらしさがある意味一番立派だわ(感涙)。

他者のために無償の努力を惜しまないからこそ、助けの手は差し伸べられる。ある意味普遍的な教訓話ながらもエピソードに釈然としないものが残るのはやっぱりあのオチ(苦笑)。そりゃ「そういうファンタジー世界の物語ですから」と毎度毎度なんとか自分で納得してるつもりだけれど、唯って自身は何も犠牲にすることなく三兎も四兎も取ってしまうキャラというのがどうしても視聴者として感情移入を妨げてるのですよ(そりゃ結果に至るまでの彼女本人の努力は否定しないとして)。むしろ付き合ったあずにゃんの試験結果が心配すぐる。
ゲストのおばあちゃん役はベテラン千々松幸子さん。ああ、それで今回の唯の「根性根性ど根性で~い!」なノリが際立った訳か(笑)。ケロロの母ちゃん役もそうだけど、自分がガキの頃楽しみにしてたアニメで活躍されてた方が、平成の世の人気アニメでもご健在というのが何気に嬉しいというか、見てる自分自身がトシ喰ったジジむさい感覚ではあります(苦笑)。
次回、二期は2クール分あるらしいんで尺に余裕があるのか、予告の限りでさわちゃん先生話。よっしゃ待望だ! 次回も内容によっては永久保存だな!

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けいおん!! #8「進路!」

 2010-06-09
高校3年生の1学期末間近、唯と律っちゃんがまだ進路を決められない話。

つか時期的にありえねえシチュエーションが流石ファンタジーアニメ(笑)。高校出たらさっさと働くことを目標に、その時期就職先の試験の模試やら(入るのに試験が必要な職業に就いた)就職準備に駆けずり回っていた自分に謝れ。
今という時間の賑やかさと和やかさが未来を拒絶しようと、嫌でも大人にならなければならないことを自覚する高校3年生という時期。今現在の居心地のよさに知らずに溺れて未来を決められない唯と、そんな彼女の過去の積み重ねと未来のシュミレート。つか、唯が本当に和にくっつくように幼稚園から高校まで人生歩んできたってのが判りやすすぐる。和のみならず周りの人々の面倒見のよさに支えられてきた人生というか、何気に横から手を出さなければ危なっかしいタイプとしての特権というか。

ずっと側で見てきた幼なじみの語る思い出は、嫌でもこれからの人生を左右する大事な時期を前にした人生の回想。
思い出の中から見つかるはずの自分の未来への指針を唯が見つけられないのは、それまでの人生、その時その時の楽しさだけを追いかけ続け、それを許容してくれた友人や家族に支えられ続けた幸福に過ぎた人生ゆえの弊害。

唯が今現在という高い壁を乗り越えるには、彼女自身が幸福な居場所から一歩踏み出すことが必要なのは間違いないことして、でもそれは作品世界の空気が許さない(苦笑)。視聴者(読者)が求める軽音部の居心地いい緩やかな空気と、それを唯が脱却する(成長する)展開が望まれているかといえばそうでもないしなあ。
結局番組の最後まで、進路という問題提起がなされただけで唯が何も決められないまま終わるという展開は、「それが視聴者の望みだから」という皮肉と受け取るのは穿ちすぎですけど。

決められない未来の指針は、まずは人生の先輩の体験談から。さわちゃん先生が教師を志した理由のシンプルさはひたすらかわええなあ(笑)。番組Bパートを乗っ取る澪と律っちゃんの小学生時代の出会いと思い出というか、あずにゃんにツっ込まれるまでもなくリアルに小学生律っちゃんがイジメっ子思考なのが泣ける。ファンタジーアニメじゃなかったら、澪が普通に心に傷を抱えた登校拒否児に育ってそうだよ(泣)。
結局誰よりもノーフューチャーだったのは、高校卒業してまで唯にベッタリくっついて人生送ろうとしている憂というのがさらに泣けるわ。この番組で進路について悩む展開が似合うはずもなかったというか、一応3年生として避けて通れぬ問題、やはりどうしても唯が進路を決めざるをえなくなる展開も今後ありますかね?
小学生時代の回想にあった、幼稚園の先生になりたいというのが普通に似合いそうにも思えますが(「めぞん」の五代くんかよ!)。

けいおん!! #7「お茶会!」

 2010-06-02
視聴者として、望んでいたぞとまでの澪いじり話。

ストーカーの影に脅える澪に対し誰ひとりとして役に立たない軽音部の面々というか、いじられキャラである仲間の苦悩に対し親身になれないファンキーさは、親愛の証と裏腹な軽やかに過ぎる人間関係の怖さ。真面目に相談を受けてくれた和に対し感極まって泣き出すあたりは素直に視聴者として同情であります。

2年前から澪の後方で暗躍し続けていた澪ファンクラブ。応援対称を心理的に圧迫する恐怖感は先代会長から受け継がれてきたDNA。今は卒業してしまった先代会長・曽我部さんの可愛いお姉さんぶりが輝いてるよ(嬉笑)。
自身のファンクラブの存在に盛り上がる周囲を尻目に、人一倍おとなしい性格として動揺と困惑に潰されそうな澪ながらも、それでも自分を応援してくれた人間たちに応えたいというのは生真面目さゆえの彼女の美徳。2年前、卒業を控えた曽我部さんたったひとりのために開催したライブは、今では多数のファンを集めたディナーショー。
披露宴のプログラムと完全に混同している手作り感溢れる微笑ましい内容と、ファンのみんなへのお礼としての自作ポエムの朗読を外すあたりといい、なにこの主役たる澪を圧倒的に凹ますプレッシャー(笑)。

あずにゃん加入後いじられキャラとしてのアイデンティティーを奪われていた澪が、完全に自己の立ち居地を取り戻した回であります。どんなにプレッシャーの中に立たされようと、それでも周囲の期待に応えられるよう懸命さを振るう。ただしその懸命さは油断ですぐ足元すくわれる(例・1年生時の文化祭ライブ/笑)。
努力は惜しまないけど決して完璧になれない親近感。数多の視聴者にとって澪が愛されるキャラというのが判りやすいですよ。

焼きソバパンのシールを髪飾りにするというドジっ子キュートさも、ファンの後輩たちにとってはひたすら新しいセンス(笑)。絶対、ステージに立ったときの凛とした姿より日頃の愛玩動物的な可愛らしさがファンクラブの面々に愛でられてるよなあ。やっぱり今回はきちんと保存であります。良かった。

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けいおん!! #6「梅雨!」

 2010-05-26
割と暇な梅雨入りの日々の話。

付き合って今年で3年目、毎晩欠かすことなくベッドを共にし人目があろうとはばからず抱き付き愛を囁くまでの仲だというのに、雨の日のギー太一緒に登校の対策を一切考えていなかった唯。いやいくらなんでも3年間全部天候が晴ればかりだったわけではとも思いつつ、そこはあえてツっ込んではいけないところのはずええたぶん。
ギー太を雨水から庇ってのズブ濡れ登校、いやしかしHRまでの間に髪乾かしたり替えの制服代わりのメイド服(さわちゃん先生特製)に着替えたりとずいぶん余裕持った朝の学校風景っスねとも思いつつ、そこはあえて(以下略)。
つか、ひと一倍気が効くくせにあえてギー太の雨対策についてなにも口を挟まない憂は、最愛のお姉ちゃんを奪い去ったオトコとして紛れもなくギー太に深い嫉妬と恨みを…おっと妄想したらなんとなくワクワクしちまったい(含笑)。

ようは30分かけての梅雨のドタバタ話ながら、唯とあずにゃんが華麗な漫才を演じる陰で、隅で澪がこっそり可愛らしくボケるというパターンもすっかり定着してきたなあ。唯に感化されるうちに愛用ギターをエリザベスと愛ではじめる澪が、今回も例によってオーラスで視聴者の萌え感情すべてを奪い去っていきましたとさ。うむねんどろいどとfigmaの再販分、無事に予約できてよかったぜ(笑)。

次回、予告の限りは自分のような視聴者待望の澪主役話。よし最高画質で録画、国産のいいメーカーのDVD-Rに焼いちゃうぜ。あえてDVDとかブルーレイとか買うとは言わない(ニヤソ)。

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けいおん!! #5「お留守番!」

 2010-05-19
共通の友人である純(ジャズ研)を巻き込んでの、憂とあずにゃんお留守番の巻。
唯が2泊3日で家にいないことを寂しがって涙する憂というか、あれだけのお姉ちゃん大好きっぷりが理解に苦しむ所ながら、まあファンタジーアニメ(笑)の萌え妹キャラなんだからこんなもんでいいんでしょう。つか、1期最終回といい姉妹共々のチートっぷりが(ファンタジーアニメファンタジーアニメ…)。

修学旅行中の軽音部の連中からの、ひっきりなしのメール攻勢に晒される憂とあずにゃん。もはやこれは精神攻撃ってレベルな気もするが(汗)、学校に不在なのに存在感が変わらないというあたりがとてつもないよ。
姉の不在を寂しがる憂に気を遣ってのあずにゃんと純お泊り会。友達が来るということで気合を入れて大量の料理(汗)を用意する憂ながら、なんだか基本姉妹二人しかいない平沢家の毎月のエンゲル係数が気になるところではあります。
友達三人でのお泊り会の翌日は、やけに憂鬱な気分を盛りたてるような雨。部室で飼ってる亀・トンちゃんの餌をやり忘れて大騒ぎで入った学校にて、奏でられるたどたどしくも爽快な三人の演奏は、雨のもたらした、いるべき人間達がいない寂しさを覆すもの。演奏が終わった途端、晴れ渡って部室に眩しく差す西日というのは判りやすすぎる演出ながら(苦笑)、それはきっと、また明日からかしましい先輩たちが戻ってきての変わらぬ日々が始まる予感。

萌えアニメならではの良く出来すぎてる萌え妹の見本ながら、実は結構姉同様に扱いが難しい憂といい、その憂の語るところによる、トンちゃんはあずにゃんと同じぐらい可愛いという唯の弁といい、トドメの前回とシンクロする唯の迷惑電話(笑)といい…先輩どもがいなくてもあずにゃんの精神的負担は変わらないというエピソードでもあります。
純に誘われて入ったジャズ研の部室にて、新入生から先輩と慕われるあずにゃんというのは結構新鮮。とりあえずあずにゃんの教えによる指のストレッチは、指先を使用するあらゆる趣味に有効なのでちょっと真似してみるわ。
あと、同じく部の先輩から不在の間を頼まれても、その先輩から一切メールだのを受け取ってる様子がない純…。いやこれが普通の先輩後輩の関係なんだよたぶん(そうだよな?!)。

けいおん!! #4「修学旅行!」

 2010-05-12
むしろ次回の憂やあずにゃん主役の回が楽しみなんですが(いきなりかっ!)。

ピョン吉ガエルはど根性ガエル、春は京都へ修学旅行♪ アニソンシンガーの先達石川進の歌に則り軽音部もわざわざ京都へ修学旅行。日頃制御不能のテンションの持ち主約二名を抱える軽音部として、のっけから澪の気苦労が絶えないのが見ていて思わず同情ですよ。いえ教員にとって修学旅行なんかなんにも楽しくないというのを身をもって視聴者に知らしめているさわちゃん先生が一番可愛そうでもあるんですが(笑)。

旅行のしおりなにそれうまいのとばかりのフリーダムさが目立つ唯&律っちゃん。どこに行こうと制御できるはずもない暴走コンビに手を焼く澪というか、ああ、遠足や修学旅行といった学校行事を“授業の一環”と理解できないかわいそうな子って、団塊だろうがバブル世代だろうがゆとりだろうがいつの時代でもいるよね。家族へのお土産代を初日から浪費しまくる…あぁあ笑えねえ自分の修学旅行の思い出と併せて絶対笑えねえ(大汗)。
律っちゃん考案の悪ノリ関西弁を上品に使いこなすムギちゃんがやけに輝いてるなあ。つかもはやムギちゃんも悪党グループの一員に加わり夜は暴投枕投げ地獄。鬱積するストレスと苛立ちが限界を超えて決壊したとき、もはや残るのは「もう笑っちゃうしかねー」との感情というか、最終的には唯たちと同化して笑いが止まらなくなる澪があぁあもう(涙)。
いえ、せっかくの気の合う仲間たちとの修学旅行、ハメを外して楽しんだほうが絶対いいとの境地に達することが出来たのかも。さわちゃん先生や周りの生徒達の存在はさておいて(ヒデェ)。あと、旅行先で地元の方に対して、誇張気味にその地方の方言のマネして語りかけるのって…コレ普通に失礼だよ律っちゃん(汗)。

とりあえず今回冒頭、早起きして旅行の準備に胸躍らせている唯…と思いきや憂でしたってのにやけに掴まれました(笑)。1期最終回といい、憂が唯の出で立ちで画面に登場するとやけにキャッチーだわなあ。まあ姉妹の人格のギャップと、憂自身が萌え妹の見本みたいなキャラというのもあるんでしょうけど。
うんやっぱり憂やあずにゃん主役の次回が(wktk)。

けいおん!! #3「ドラマー!」

 2010-05-05
律っちゃんがデコ以外で輝く話。

生徒会がDVDに記録しててくれた軽音部の活動記録(ライブ録画)にて、ドラマーという位置上まったく目立ってない律っちゃん。1年のときの澪のアレもあるだと? ええコピー焼いてほしいですそのDVD。
今年度から担任を受け持ちなにげに輝き始めたさわちゃん先生にも感化され、かくして律っちゃん新たな飛躍のための改造計画発動。とりあえず、律っちゃんに影響を与える存在としてさわちゃん先生の輝きっぷり(出番増)が目立ってたのがよっしゃよっしゃ。
自分のベースのポジションへのこだわりに、日陰で咲く華のいじらしさを見せる澪が結局今回美味しいところ全部持ってってるわなあ。
ギターにキーボードと仲間のポジションを渡り歩きつつ結局は律っちゃん、自分がバンドに憧れたきっかけのポジションとしてドラムに返り咲いてめでたしめでたし。

律っちゃん改造計画にめっちゃノリ気だった癖に、律っちゃんがドラムに返り咲いた途端にやっぱりドラムは律っちゃんじゃなきゃとかのたまわってくれる唯。うん相変わらずおじさん視聴者としてあらゆる意味でついていけないその突飛な言動が素敵過ぎるなあ(ハーッハッハッハッ)。制御不能の本能の赴くままの唯の行動・言動の手綱をしっかり握ってるあずにゃんが、劇中の指摘のとおりなんだかんだで唯といいコンビ。
って、主役話なのにやっぱり他のメンバーの引き立て役として機能する律っちゃんは最後の最後までドラマーの中のドラマーでしたというオチですか(苦笑)。

けいおん!! #2「整頓!」 

 2010-04-28
軽音部があぶく銭に踊る話。

ゴミの山の中から宝は冒険者が求める永遠の浪漫。ただし宝物の持ち主がさわちゃん先生とハッキリしている以上、さわちゃん先生のギターが高額買取された時点ですぐさわちゃん先生に伺いを立てないのはどうよ。いえなんかリアルにまだ社会の怖さを知らない女子高生だったらそのまま本当にネコババしそうで怖い感じですな(汗)。

天然ボケとリアルドジっ娘、人の話を聞かずにゴーイングマイウェイを往く唯と律っちゃんが両極端な性格なのに良く似ているというのがやけに顕著であります。危うく買取代金ネコババの主犯になりかけつつ、まるで「こち亀」の両さんのごとく悪銭身に付かずギャグをかまして自爆する律っちゃんが今回なんかラブリー(笑)。大金をせしめての唯の望みが札束ビンタってのもある意味「こち亀」っぽいんですけど。
かくしてさわちゃん先生はまんまと臨時収入推定49万円を手にし、軽音部にはカネに物を言わせて引き入れた新入部員入部。まあホームセンターの亀。てか最後まで亀つながりでオチかよ。
軽音部ホームセンターに行くの巻については、そのままジモッティーさんと遭遇してもおかしくない雰囲気ではありましたですええ「ひだまりスケッチ」的に考えて(ニヤリッ)。

けいおん!! #1「高3!」 

 2010-04-21


げに恐るべしは止まること無きムーヴメントの暴走よ。
一期に比べて突然の全国28局ネットで放映開始の二期(代わりに全国放映枠だったBS放送枠が消滅しましたが)。やっぱり二期でも軽音部は新たな風を拒絶するノーフューチャー。もはや学年以外の変化を視聴者からして許さない。
唯はやっぱりボケまくり、澪とあずにゃんは萌え要員。律っちゃんは切り込み隊長として先陣を切って笑いを取りムギちゃんは全国の地方コンビニで売れ残り。あ、ムギちゃん沢庵の話ね(田んぼに囲まれたおらが地元のセーブオンでも売ってるわな)。まあ本命さわちゃん先生さえいれば自分的には(ニヤリ)。

乗り越えるべき壁は壁のほうから勝手に引っ込み、互いに競い合い高め合っていくライバルバンドなんてのの登場も許されない。学生バンドの大会なんて自分たちの身の程を知る大舞台には決して出場しない。まあ、このアニメがそういうファンタジーの世界の物語と理解しきれずに見ていた一期は自分にとっては付き合い方の距離が計りかねるアニメだったですな(笑)。素直にホゲホゲと澪とあずにゃんに頬を緩ませさわちゃん先生のイイ女っぷりに膝を打ちつつ、また半年楽しんで付き合っていきますです。放送終わる頃には、また自分の部屋のけいおんグッズがどれぐらい増えてることやら。

…でも、やっぱり我慢できずに辛辣にマジレスする感想書いちゃうかもしれない(苦笑)。自分はそういうスタンスということで、ファンの皆様もし不快でしたら今のうちにすんまそん。

一期感想はこちら↓
http://yaplog.jp/x3318jp/category_73/


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Author:事業部長わたなべ
北国に蠢く黒い影。心に星を持つ男。
模型HP「豪雪地帯酒店・第二事業部」やってます。
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